【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです50【R-18】
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名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2020/05/08(Fri) 22:10:01 ID:8473ddab
※赤穂事件 考察その1
吉良上野介は旗本だが、高家であり、清和源氏の足利に連なる名門(世が世なら足利将軍になれた可能性も微レ存)。天皇にも何度も謁見し、朝廷への作法に詳しい。
プレステージ(名誉)的にはかなり高位で、ドミナンス的には比較的低位。
浅野内匠頭は、播磨赤穂藩の藩主。信長・秀吉の素で大出世した浅野長政の末裔で、血統的には怪しい。
プレステージ的には低位で、ドミナンス的には上位。
浅野内匠頭は幕府に命じられ、朝廷からの使者の接待役となり、そのために、吉良上野介に宮中の作法を教わることになる。
プレステージ的に考えれば、ここで、吉良と浅野は師弟関係になったと考えられるが…
よりにもよって朝廷からの使者を迎え入れている最中、江戸城内で浅野は吉良に斬りかかる。
「嘗められたら殺す」はドミナンス的には正しいものの、
接待が終わってからならまだしも、接待中に斬りかかって接待を台無しにしたことを考えると、
そもそも「浅野は、朝廷的なプレステージを全く理解していなかったのではないか?」という疑念が消せない。
・幕府に言われたから、ドミナンス的に逆らえないので、朝廷を接待することにした。
・吉良から宮中の礼儀作法について学ぶが、
吉良からプレステージ的に見れば、吉良(師匠)>浅野(弟子)
浅野からドミナンス的に見えれば、吉良(旗本)<浅野(大名)
プレステージ的な師弟関係を理解できないなら、格下にバカにされていると判断しても不思議ではない。
・プレステージを理解してないから、接待している朝廷の使者への配慮を忘れて、ドミナンス的に嘗められたから吉良を殺そうとした。