やる夫で学ぶ近世騎兵

レス数:1000 サイズ:1760.08 KiB 最終更新日:2020-03-29 14:19:20

869  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2020/03/15(Sun) 01:31:08 ID:8953b4c5
思えば自分にとって騎兵の原風景はこの「覇壊の宴」だったと思う。
高貴な青い血の貴族が幼少期より10年、20年と必死に厳しい鍛錬を積み続け、
現地基準ではとてつもなく高価な甲冑と軍馬にまたがり
戦場で高らかに名乗りを上げ、集団でつい先日まで農民をやっていたような敵の小国歩兵に華々しく一斉突撃をかける。

で、地雷原でガンガンと吹っ飛ばされ、それでもなお勇気と闘志を失わず、前に進み続け
もう少しというところでちょっと前まで農民やっていた歩兵からAKMの一斉射撃喰らって一方的にゴミのように殲滅される。
最後の一人は落馬してなお前に進もうとして、地雷を「カチッ」と発動させて終わる。

騎兵になるまで必死に積み上げてきたものが非常に丁寧に描写されたうえで、この結末に自分は激しい爽快感を覚えた。
いつか自分もゲームでいいから同じように騎兵を地雷と弾幕で粉砕したいと。

・・・・・・・いや、いい時代になったものだ。