普通のやる夫板短編所part16

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237  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2020/01/11(Sat) 06:19:36 ID:ec5f52d1



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不思議なことに、もう桜が散るのを惜しむ心は湧いてこなかった。
あの一瞬見えた桜白縞のぱんちらが、その一瞬の美しさが、鮮明に心に焼き付いているからだ。
桜の窮極の美しさは、まさに散るときにこそあるのだと、得心したのである。

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