【Ffh2風】やる夫は無茶振り王国の研究者のようです32【R-18】
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名前:無茶王 ◆T8n83RxOuU[] 投稿日:2019/11/17(Sun) 02:52:29 ID:be143806
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これはあくまで「歴史」だ。ゆえに将来もそうであるということを保障するものではない。
とはいえ、少なくともWW1~WW2あたりの、大国間の正規戦においては、
大体集中運用ルートが権力闘争に勝利したし、軍事的にもそれが合理的であったと言える。
まず、空軍は制空権を絶対に取る必要がある。
制空権を抑えれば、敵を空から(あるいは間接砲撃で)一方的に攻撃できるし、
逆に制空権を取られれば、自軍が空から一方的に攻撃される羽目になる。
制空権を抑えるためには、
歩兵が好むような分散運用(小規模歩兵部隊に逐一エアカバー用の戦闘機をつけたり、支援爆撃用の爆撃機をつけたり)では駄目駄目で、
戦闘機を集中運用して「航空撃滅戦」をやる必要がある。
航空撃滅戦に成功すれば、歩兵はもう細かく分散したエアカバーに頼る必要も無いのだし、
歩兵がエアカバーにこだわれば、敵空軍は嬉々として集中運用で分散した自空軍を各個撃破して「航空撃滅」に成功してしまうだろう。
だから歩兵は集中運用をちょっと我慢して欲しいってわけだ。