998  名前：◆wL4P9q0wfk[] 投稿日：2019/12/29(Sun) 18:07:47 ID:d6c8bc30



　　　　　 　 　 　 ┌―-ミ
　　　　　　　　　　ﾉ二ニ= ＼
　　　　　　　　 　 { （￣￣ ＼＼ -‐=＝=‐-　_　　　＿＿
　　　　　　　　　 人二=‐-＜ ＼L　 　 _ 　 -==ﾆ二二二|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　少し考えて八雲紫のコンセプトとして選んだのは「この人のために頑張りたい」
　　　　　　　　　　　＼ ﾆ=-ｧ⌒ヽミ７-‐…･･・・・･…‐-ミ|　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　「こんな人を好きになって愛して大切にしたい」です。
　　　　　　　　　　 (_　＞ '"　　　}　＼___／⌒ヽ=---/ﾆ/　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　身勝手な感情じゃなく、私自身が本気で心から惚れる女性を目指しました。
　　　 　 　 　 　 ／／　　　　 　 乂 ＿_ノ⌒ヽ　 ﾏ 二ノ(
　　　　　 　 　 （__ '　　　 　 /　 　　/　　　　　 ＼}_＼_,ノ
　　　 　 　 　 　 /　　 {　　∧ |､ 　 '　 | 　 l | 　 | 乂)ノ⌒ヽ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　やる夫と紫の初対面・・・
.　　 　 　 　 　 /⌒ｉ　 　 允ミ､　 /}/‐i|― /|　 人　 〈　　ノ　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　生まれてからずっとつらい目にあい続け、野垂れ死に寸前のところを
.　　　　　 　 　 　 八　乂{　Vﾂ∨ 　=尖ミ､ |／' 　　　':,（　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 普段自分で使っているベッドに寝かせ、温かい食事と言葉を与えてくれる。
=‐-　　 ＿ ,,.､丶´　}＼〈{ 　 　 ､　 　 ヒツノ　/　　　　　､）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 家賃払う保障なんてないのにアパートの住人として受け入れてくれる。
　　　 ,,..､､､､､..,,_　ノ　/圦　　 _　　　　　 )　 / ）　　 　 　 ＼　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 実際に自分がされて好きにならない人なんていないと思います。
(V)／　　 　 　 　 　 /　 　 ､　 　 　 ´ ／　,:'´|　　　　　　　　｀¨¨¨¨~"''～､、　　　　　　　　　　　 私だって同じ状況ならやる夫と同じことを言ったでしょう。
⌒)x　　-‐=＝=‐- / 　 /　　＞r―／　／ 　 !　 　 　 　 　 　-===- 　　 　 ＼
_彡⌒ ------　　　　 /　　　〉 |i （　　/ア'"￣￣￣ ¨¨¨¨∨/￣￣}ﾆ}＿ 　　　＼
　　　　　　　 　 　　　/　　／ 〈〈　_ヽノ{　　／　　　　 __ ）八r／￣メ二二二(　 　丶　　　　　　　　その後も紫は頑張るやる夫を応援しています。
-=＝＝＝=- 　　　 /r‐../..／.......(ノ^ヽ_）ノ（　　　　 /　 ／ ＞､　⌒V¨¨¨¨⌒　　　　　　　　　　　　メールアドレスだって交換してあげるし、差し入れも入れたりします。
　　　　　　　　　　 /　 {/..'...／⌒..ｉ　　 V　　 ､　　　＼/ ／　　 `　､　　 ＼ ＼　　　｜　　　　　　　ですがこのまま百万円を稼ぐだけではダメでした。
　　　　 ／　　 ／ {　ノ_...../ .......... |　　 八　二:＼　　 L/　　　 　 　 ＼　　 ＼ﾊ　 　 |i
　 　 ／　　 ／　_:／ .......ﾉ:::::::::::: 人_／　　 ／　 /⌒¨´ ＼　　　/　　　＼　　 ＼　　八
.　／　　 ／　 /r:{.:::::::::::::::::::::::::::::::V　　　　　　 , | 　 ＼　　＼__/／　　　 |　　 　 ＼'　　　　　　　　紫の言った百万円という目標はあくまでもその場しのぎの言葉・・・
:/　　　　　　 //八::::::::::::::::::::::::::〔〕{二ﾆ=-ミ.／　|　　　 ＼　　/'　　　　　 |＼　　　　　　　　　　　　最初の時点ではウソの目標みたいなものです。
'　　　,:'　 　 人(　|＼::::::::_::::::::::::::::::〈￣￣　｜　 |　　　　　 ／　　　　　　,: 　 ＼　　｜　　　　　　　やる夫はそこにも気づいていましたがあえて見て見ぬふりをします。
　　 /　　 ／ 　　 | 圦'"::::::::::::::::::::::: ∨ / 　 ＼.｜ 　 　 ／　　　　　　　/ 　 　 　 　 |　　　　　　　　百万円を稼げばきっと紫は自分のことを振り向いてくれると信じて
:　 /　　 ,:　{ 　 　 |　∧::::::::::::::::::::::::::::∨ /　 --＼　 　 '　　　　　　　　∧　　　　| 　 |　　　　　　　　紫の忠告に苦笑いをしてしまいました。
　/　　 /　人　　 / /　 ､:::::::::::::::::::::::::: ∨　／二ﾆ=-〈＿＿　　　　　 / ∧　　　 |　 人
./ 　　/ ※○＼,　 　 　 }ヽ-===彡:::::::: ＼／　　＿__ {　－く乂＿_ 〈　　∧ 　　 !／
'　　 / 　 ※※/　　　　 ,　{:::-====彡::::::::::＼／　　　 ',　 irrﾐ П(￣; 　 |　　　 ,　　　　　　　　　　　これは５話の途中で書いています。
　　/ 　 　 ※/　　　　　{ /|::::: -===彡 ::::::::::::|　　　＼人 ム〉〉| |r〉人　 |　 i　/　　　　　　　　　　　この苦笑いはやる夫の失敗で思わぬ形で報いを受けます。
.　/ 　 　 　 /　　　　　／ノ:::::::::::::::::::::::::::::: ／|/　 　　 ヽ心 二ﾆ/'　　　○　|/
:八＿＿＿/二=-　　／:::::{::::::::::::::::::::::::::／.:::::|　　　 　 　 　 　 ＼　　　　　 ﾊ
_） 　 __,,.､丶´　　 ／:::::::::::|:::::::::::::::::::::::/＿__:/　　　　　　　　　 　 や　　　,.:※
( 　 /＼　　 　 ／:::::::::::::::::|:::::::::::: _､+''"~￣/　 　 　 　 　 |　　　　 ﾔ_ ,..イ※※
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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,}:::r､::く´　　　　　　　　｀¨ー――　､　, -┐
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　／ }:::}　＼::.._　 　 　 　 　 　 　 　 　 _／,=､::|
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　　/　　 }::}　　 ｀ ｰ ::...　 　 　 _..:―　'::::´_::／　 {::{　　　　　　　　　　ゆうこと紫が邂逅し、紫の過去のほんの１部が明かされます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　_､　　 }::}　　 　 　 ヽ＼_ ／／￣￣　　　　　 {::{:.,　　　　　　　　　 このことに深く動揺した紫は涙を堪えきれずやる夫に八つ当たりをします。
　　　　　　　　　　　　　　　 ／ ＞_j/≧=――‐　､　_j:::i/　　　　　　　　　　　{::{:::ﾊ　　　　　　　　　その言葉は確かに紫のストレスを表していましたが
　　　　　　　　　　　　　　　j／´￣＞'＿__　　　　　 )⌒ヾー―‐　==ミ、______ノノ:::::}　　　　　　　　　一生懸命頑張るやる夫にとってはあまりに酷な言葉でした。
　　　　　 　 　　 　 　　 　∠.、　　　/::::::::::ニ_ヽ 　 　 ′　　　＿＿_｀ヽ　｀ ＜::::::∠
　　　　　　　　　　　　　　 ＼_ノ＼__＼／　　　　＼＿＿ ／⌒ヽ::::::::::}＿_　＿ ＿_｀ヽ
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　｀＼｛　　　 ′　＼　　　　　　 ＼　　　ｉ 　 　＼:::::::::::／　　　　　　　　大好きな人のためにしてきた努力が報われなかった。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　 j{　 　 {￣＼　 ＼ ＼　、＼　＼　 | 　 　 |.　ー '´　　　　　　　　　 私は過去に失恋したことあるので分かりますが、非常に辛いです。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　乂　{ _,斗≠=ミ=- ＼(＼＼_}＼ }ﾊj! i　 乂　　　　　　　　　　　　　 やる夫が自殺しかけるのも無理はないかと思います。
　　　　　　　　　　　　　　　　 　 /Vう}＼{ ｈ.::ﾉj} ヾ　 　￣斗ﾉ=ミ厂|li l　/　　i
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 / ｛.i　　}　"'' ' ﾞ　　 　 　 "＾ｈ.::ﾉj}｀刈ﾊ/ｲ　　l
　　　　　 　 　 　 　 　 　　 　 /　∧',　 }　　　　　　　 　 　 ´ " ''ﾞ　 /　 / 　　|　　　　　　　　　　　　その後、やる夫は自分の失敗を挽回するためにゆうこの案に乗ります。
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 ′　　 }　 }　　　　　　 ′　　　 　 　 / 　/ 　　　!　　　　　　　　　　　　「ヒーローショーの悪役となり、全国生放送でテレビに映る。
　　　　　　　　　　　　　 　 /　　 　 /　∧　　　　 　 　 　 　 　 　 /_!　{　　　　|　　　　　　　　　　　　　そして大好きだという思いを自分の言葉で伝える」こと・・・
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 {　 .{　　 　 　 ＜ >　 　 　 　 ′|　 |　　　　i　　　　　　　　　　　　　ワラにもすがる思いで乗った案の成功率は０．０１％
　　　　　　　　　　 　 　 /　　　　　 ＼　､.　＼　　　　 　 　 .　　 　 |　 |　　　　|　　　　　　　　　　　　　それでもやる夫はこの案に乗りました。
　 　 　 　 　 　 　　 　 /　　 　　｛_::::>[ニ]k::::]|丶　__　　 イ　 ｛_::::>[ニ]k::::]　！
　　　　　　　　　 　 ／ ； /　　 　 　Y　/′　」__　　　 　 _,L ,　　　 乂　! 　 　　､
　　　　　　　　　　　　　}/　　　　　　|,/　　 i_　　￣￣￣　 _」　　　　 {　i　　　　　　　　　　　　　　　　　皆様はこの７話の紫のセリフをどう思われたでしょうか？
　　 　 　 　 　 　 　 　 / 　　　 　 　 /　＿/:::::::::::／不:::::::::::::L＿__ 　:.､}!　　 　　　 ＼　　　　　　　　　 「こんなに頑張ってる男になんてことを言うんだ！」と感じる人もいるかも？
　　　　　　　　　　　　/　　　　 ., ＜ {／{:l::::::::::／／::::::::::::::::::::::::::::::i:} ン'トミ　　　　　　＼　　　　　　　　ですが恋というものは頑張れば達成できるものではないんです。
　　　　　　　　　　　/　　　　 /　 　 乂_{ニニ／:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i}(　　 　 ｀ヽ 　 　　　 ﾞ，　　　　　　 自分の身勝手な感情だけでは長続きは出来ません。
　　　　　　 　 　 -ｧ′　　 ﾊ(　　　　 /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'　　　 　 　 }　　　　　　.　　　　　　 これは私の過去の恋愛の失敗から学んだことなんです。
　　 　 　 　 　〃 / 　　　 //　　　　/:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::人　　 　 　 |!　　　　 　 }:,
　　 　 　 　　 {　.′　　 ,//　　　 　{:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ﾟ｡ 　 　　j|:　　　 　　/∧