◆oLG9iWoh0Eの矯正施設
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名前:◆oLG9iWoh0E[sage] 投稿日:2019/08/25(Sun) 16:03:53 ID:f978f4f3
視線の外で、キル夫の独白は続いた。
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「去年の春からそんな感じでよ。 / \
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怪我はしたことないし、してねーんだが、 / (●) (●) \
10年も中継ぎやってるからな。 | (トェェェェェェェェイ) |
\ \ェェェェェ/ /
肩が上がらなくなってきやがってよ。 .⊂ ヽ∩ > \
今までのフォームで投げられなくなっちまったのさ」 '、_ \| |
\ \ / /
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「目一杯腕を縦振りするオーバーハンドが . / \
俺のフォームだったんだが…… . / /) ノ ' ヽ、 \
| / .イ '(ー) (ー) u.|
今思えばよ。その腕の振りが生命線だったんだな。 /,'才.ミ)トェェェェェェェイ)/
決め球だったフォークが見逃されるようになっちまった」. | ≧シ'ヽェェェェェ/ \
/\ ヽ ヽ
, -―ー- 、
「スライダーにカーブ。 / ヽ ニヤニヤ
他の球はたいした事無かったんだが…… ' ⌒ ーヽ
l (⌒) (⌒) 、
フォークだけは通用してたんだよ。 { トェェェェェェィ }
縦から縦に落ちる、俺のフォークはさ。 、. ヽェェェェェノ ノ
.シュッ > <、
まあ今も投げれるっちゃなげれるんだが、 (´ (..,,___ / ー―- .、 r、 ヽ
これはもう、俺のフォークじゃねえな」 .` ー-- `ー―- 、_ノ l/ /