旅
400
名前:◆NBJATnhEhM[] 投稿日:2019/09/09(Mon) 13:21:12 ID:59da99ae
しかし一晩経っても誰も外に出てきはしなかった。
仕方なく我々がもう一度中を覗き込んだところ、酒場はもぬけの殻であり、誰一人として見つからなかった。
奥の老婆がいたところには帳簿が残されていたが、書き込まれていたのは意味のない文字の羅列であった。
ただテーブルの上に残された空のグラスたちだけが、昨夜あった影たちの酒盛りを証明していた。
.Fi
.| |
.ノ八 . |i i| |i i| |i i| |i i|
i´ .i |i i| |i i| |i i| |i i|
li⌒i| .`i!´ . `i!´ `i!´ . `i!´
li_i| _}{_ ._}{_ _}{_ ._}{_
 ̄ ` ̄´ ` ̄´. ` ̄´ ` ̄´
.