レス数:769 サイズ:1927.67 KiB 最終更新日:2019-10-15 03:35:58

319  名前:◆NBJATnhEhM[] 投稿日:2019/08/25(Sun) 11:51:30 ID:0c36a988



   シルヴァは以前と同じ場所で同じように暮らしていた。
   
   相変わらず優雅な仕草で足を動かし、我々に酒を注いで振る舞ってくれた。
   
   私は黒い剣についてお礼を言い、おかげで数々の魔物たちを倒し、人々から感謝されたことを言って聞かせた。
   
   シルヴァはそうしたことにあまり関心がないようだった。
   
   私は思い切って、我々の新しい町に来てくれと切り出してみた。
   
   自分たちの町を守護する神として一緒に暮らしてくれないか。
   
   新しい町には、我々のような変わり者でも受け入れてくれる者だけを集めたいと思っている。





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