180  名前：◆NBJATnhEhM[] 投稿日：2019/08/18(Sun) 12:31:52 ID:2c524628



　　　夜中になって星が見えるようになった。
　　　
　　　それでも私は渡るのをやめず、繰り返し往復を続けた。
　　　
　　　サクラの方はすでに馬車の中で眠りについていた。
　　　
　　　歩いている内に、非常に虚しい気持ちになってきた。
　　　
　　　私は何のために虎を倒そうとしているのか？
　　　
　　　水銀燈との旅にどんな意味があるというのか？
　　　
　　　年を取らない身でサクラと結婚してしまったが、先の生活はどうなるのだろう？




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