254  名前：◆NBJATnhEhM[] 投稿日：2019/04/20(Sat) 16:17:40 ID:a198c5d2



　　　「段々と意識がはっきりしてきた。
　　　
　　　時間は夜だった。
　　　
　　　ワシは陶器のカップから水を受けていた。
　　　
　　　そしてカップを持っているのは人間の腕だった。
　　　
　　　しかし、これはおかしなことだ。
　　　
　　　人間はもういないはずだ。 彼らは皆この世界から去ってしまったのだから。
　　　
　　　いったい誰だ？　その顔を確かめようとして視線を動かしたワシは驚きのあまり息を飲んだ。」


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