315  名前：◆8epcM/V4rs[sage] 投稿日：2019/02/24(Sun) 00:38:14 ID:0e442392


　　　　　　　　　　　　　　　　, ....､　　　　　　 , ....､
　　　　　　　　　　　　　　 .,:': : :ｨ:.＼‐:-:‐:／:_: : : :ヽ
　　　　　　　　　　　　　　/: : : 'ﾆ　≧､V: : : : ﾊ: : : ﾊ　　　　　　　　お店のおばさんは
　　　　　　　　　　　　　 ,: : : :!/: : /: : : : :ヽ: : :ﾊ: : : ﾊ
　　　　　　　　　　　　　ﾉ: : :/: : : ,': : ,: : : : :ヽ: :.}: : : :ﾍ　　　　　　　 呼び止めてくれた気もするんです。
　　　　　　　　　　　　 /: : :{: :/: :!:ﾊ:.!{: : !ヽ: :ヽ:V: : : : ヽ
　　　　　　　　　　　 /: : : :ﾊ: ﾊ-{‐V-:ﾊ: !-ヾ:‐}-:､: : : : :.ヽ　　　　　聞けば行き先を教えてくれたのかも。
　　　　　　　　　　　,: : : : : ハ 　　　ヾ ' ｀　　　　ﾊ: : : ): :ﾊ
　　　　　　　　　 　 ': :{､: : : {ヽ=-‐‐　　　 ‐ -‐ ./）: }: : : ﾉ:,'　　　　 そのつもりだったのかもしれません。
　　　　　　　　　　　}:ﾊ: ヽ: : ｀ﾍ　　　　 '　　　 ./´: :ﾚ: ｲノ
　　　　　　　　　　　　　)＼ﾊヽ:.ヽ､　　´｀　　 ｲ: :ﾉ:ｲヽ:(､　　　　　　でも、私は聞くことができなくって、
　　　　　　　　　　　　　 ｀≠ﾊ__ﾊ へト- イ-､:ﾊｲ_イ´
　　　　　　　　　　　　　 ／ ヽ:::::::ヾ､　 　..).ﾉ;::::::::/｀ヽ　　　　　　　 それきりです。
　　　　　　　　　　　　 ,:　　　ヽ:::::::::ヽ ｀´/:::::::::::/!　 ﾍ
　　　　　　　　　　　　 .;　　　　ヽ:::::::::::ｿ::::::::::::/ 　:' 　 ;


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　うつむく彼女の肩が小さく震えた。


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