やる夫で学ぶ「法学者の統治論」

レス数:681 サイズ:1073.05 KiB 最終更新日:2024-10-03 21:59:46

661  名前:◆sSLW7aecKk[] 投稿日:2024/08/31(Sat) 01:16:43 ID:1e92ac9d



   / ̄ ̄\
  /   _ノ  \
 |    ( ―)(●)
. |     (__人__).              ありす教授のメモによれば、特に重要なのは革命的自己形成らしい
  |     ` ⌒´ノ     ))
.  |         }   ∩,,                          どうしてだお?>
.  ヽ        }   ( <彡}
   ヽ     ノ   .| ゝi´          なんでもイラン・イスラーム革命直前のイランを訪れたフーコーはこんなことをいったらしい
   /    イ`ー―┘ .}
   |     r―― - ´                                ※20世紀のフランスの哲学者


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                     フーコーのイランに関する発言の要旨

 アメリカへの拒否感はシャー(皇帝)否定の一要素であるが、民衆はもっと根源的なところで拒否を共有していた

 イランのシステムを変革するには、為政者と取り巻きを変えなければならない。
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 それには自らの経験において根源的な変化がなければ、現実の革命はない。

 そう考える人にとっての革命において、イスラームが果たした役割とは規範や教えの魅力ではなく、
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 むしろ自分たちの生き方に対して、自らの主体性を根源的に変えるための保証のような役割を果たしている。

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