やる夫で学ぶ「法学者の統治論」

レス数:545 サイズ:850.61 KiB 最終更新日:2020-05-25 20:03:32

307  名前:◆0SmFBoNV9I[] 投稿日:2020/04/13(Mon) 00:08:55 ID:7d52629b


まとめ
①20世紀までのウラマーは国家の官職就任、独自の資金源、
  シーア派世界のネットワーク、アラブ部族との同盟によって、国家から自立した力を持っていた

②1920年代頃から、近代化の過程で官職、教育からの排除 財政難
 イスラームに変わる思想としての民族主義や共産主義の勃興によって従来の自立が困難に

③この流れで、政治非介入路線を取る伝統派が主流に。ますますシーア派宗教界の衰退。
 そうした伝統派に対する若手の反発から政治介入路線を取る改革派の勃興
 伝統派VS改革派へ

④改革派は教育改革と政治への参加を通じて、影響力誇示
 1970年代には伝統派に変わって主流に

⑤改革派を弾圧する政府 しかし、社会・政治的混乱はますます拡大へ


     / ̄ ̄\
   /  ー  ‐\   こんな感じだな
   |   ( ●) ( ●)     ___
   |     (__人__)    / ー  ー\       ηノノ
   |      `i  i´ノ  / ( ●) ( ●)      ノ, ∃    近代的な世俗政府に対して
   |   .   `⌒ }  ./     (__人__) ヽ   ./ ./´
   ヽ       .}  |      `i  i´  | ./  /      物を言う社会的情勢がようやく整ったって感じだお
    ヽ     ノ    \ _    `⌒  /  ./
   /      ヽ   /      ⌒    /
  /         ヽ, ./  .        /
  /  /      }  | .|  |        |
 .|  .{.      .|  | ヽ、 \       |
 .|  .|.      .|  |   |\ ヽ     .ノ


.