できる夫とマリーがたどる仮面ライダーファイズ 2

レス数:1000 サイズ:4532.38 KiB 最終更新日:2019-08-26 21:57:57

422  名前:◆Z54f.wIBu.[] 投稿日:2019/04/21(Sun) 21:58:59 ID:5594302e





           ,、丶`  ̄ ̄ ̄ ``丶、
         / _  -‐\   \  \
        , -=二ニニニ=-\   \  ヽ
       /ニ=-   \     \   ヽ   ',
       /' i      \   ヽ \      '
      /  l    \ \  \     ヽ              木場さん……まだ具合が良くないんですから、無理しないで。
        |八   |\,ィ==ミ 、  ∨ /:__      `、       一度、戻りましょう?
      i  |-‐\ |〃 r ハ 〉 `、 ∨⌒ i      、
      |  | ,ィ=ミ\  `¨   `、 ( ノ人      \     ……どうして、あの人の事をそこまで気にするんです?
      |i  爪 vリ         __、 〈   ヽ        \
     八  ハ  '      u      \、   \      \
       ヽ 込   、 -     /    \   \      \
        |  个         ィ     / ' \――― ミ    \
        |  |  >‐  ´ ハ  /   / ――=彡'⌒ヽ     \
     __ |  |   i 八 / '//   /    '         \    \
    /    ∧、八 |{_// / '   ,      i       '⌒\    \
 __/_____,/:__\ _ ノ7:/ / /'     /      V |        {    ―― 、 \










                                                          ヘ :l ヽ:| ヽ: l7 \   /ィ: : : : : : : : : : : :!ノ/: : : : : :
                                                           ヽ ` ノУ. : : :   //,l: : : : : : : : : : : :|'": : : : : : :
             ……確かに彼の言う通り、俺は怒りに任せて力を使った。             / 、′     /' l: :/: : : : : : : : :i l: :|: : : : : : :
             結果的に、俺は復讐を遂げた側だから、彼にどうこう言う資格は           `ト 、    u ,l / : : : : : : : : ト:V{: : : : : : :
             無いかもしれない。                                       .' : /:ゝー--  ,l:/} : : : : : /: : jヘ: '、¨¨¨ <
                                                               l :/: : :`T 、  l/ ,l . : : : : /: :/    \、
                                                               |:l} : : : :ハ、 / ,l . : : : :〃: ′
                                                                リ'. : / l: :77´j . : /j/
                                                               _l :/  ⊥/ ハ::/. :/           __. -
                                                             ,  " |イ_ _>'´¨ イ:/          . ´
                                                           /   /{ f―‥ ´ ´          /






                                                               ,,.. -ー'"               ゛ヽ.,
                                                             ,/                       \
                                                            ,/                          ヽ,
                                                      .    /l                           ゛、
                                                          /   ._                         '.,
                                                         ,'      >- .,     .|\ .,               ',
                                                        /,     /    \    '、ヽ.ヽ\  .,            \
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                                                          |    ___、 ゝ_,      VK∠::::ノノ" .| /|   . | }       ヽ,
             ―――それでも、止めないと。                       .    '、   ヽπ"T'ヽ            //./.    レ.ノ   ,,     '、
             自分のした事にずっと苦しむ事だけは、分かっているから。          \.   ヾゞ'"‐'' l          /'"/'"|.   レ     ヽ;‐- - - ゝ
                                                            \ __. ゛゜> /       u      /   /  ヽ、.,_  ヽ、
             怪物として振舞ったところで、俺達は人間なんだ。                     |"',  丶          __/,,,.... ∠ -‐――‐t‐- ヽ.,
             オルフェノクの力があっても、人の心の重みは支えられない。             | .,':.,   `   __   .く   ..::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
                                                               |∧|,\  ‐'"゛      .|  ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|
             人間と一緒に生きる場所があってこそ、今の俺達は          .         / '| ,>.,゛ヽ、 ゛゛     ,..:'l  :::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
             心を持って生きていけるんだと思う。                             /:::::\|::::\   ,,.: '" |  ::::::::::::::::::::::::::::::::::::/
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