やるおたちの、異世界・世知辛チート物語【2-7スレ】

レス数:1000 サイズ:519.97 KiB 最終更新日:2018-10-01 23:23:51

361  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2018/09/27(Thu) 19:30:20 ID:a11961d0
まず、ローマの頃は入浴文化が盛んで、上下水道も整っていたので衛生状態も良好だった
が、キリスト教の隆盛とともに、ローマ文化が退廃的であるとされ、売春との繋がりも大きかった入浴文化も批判される
この反ローマ的活動の末に技術が退行、上下水道を維持する技術や能力が失伝。糞尿の類は家畜に与えるように
そのうちにペストの流行が起こり、感染源として水を媒介したという疑いもかけられたりもして、風呂文化が衰退
代わりに体を保護する膜として垢が清潔であるという認識が広まり始める
時代が進み、都市部では石材での舗装や建築が行われるとともに家畜飼育が行われなくなり、糞尿の処理に困る。貧民、平民による糞尿投棄開始
人手に余裕のある貴族の邸宅であれば糞尿の処理のため川まで捨てに行くというのも可能であったが、これにより川が汚染。水への忌避感がより強くなる