34  名前：◆gaQJ4jeVM2[sage] 投稿日：2017/11/27(Mon) 00:49:18 ID:c928d6e5
各作品の作者様がた、そして企画を設立・運営して下さった主催者様、まことにお疲れさまでした。
想像以上に力作の集まる短編祭で、拙作にてその末席を汚させてもらった身ながら、とても楽しませていただきました。
投票したい作品が決まりましたので、書き込みます。

（１）歌うお菓子
食べると音楽が奏でられるお菓子、というストレートだが斬新な発想がとかく素敵でした。
実に多様な作品が出展されましたが、そのなかでも発想のベクトルが自分と真反対の、
今後自分が創作を続けていても一生書けないタイプの作品はこれだと感じました。
ぜひともこの方の他の作品を読めたら嬉しいことだなあ、
という期待を込める意味で、一票を入れさせていただきます。

（２）ありったけの愛を炊き込んで
とても心に残るお話だったと思います。
親から子へ受け継がれていく、その家族の絆の象徴の料理というテーマでして、
その愛の受け渡しがきっと永遠に続いてくれるだろうな、という感想を抱かせてくれました。
一票を入れさせていただきます。

（３）電気蝗はカニバリズムの夢を見るか？
心に残るというか、脳裏にこびりつく短編でした。
どうしてこんなにも生々しいリアリティを感じてしまうのか不思議ですね。
常識的に考えて、これほどにもあり得ない感染症もないというのに。
その卓越した技法に感服いたしましたので、一票を入れさせていただきます。