デス飲食短編勝負地雷爆破デスマッチ 感想・投票用スレ

レス数:226 サイズ:323.22 KiB 最終更新日:2018-04-28 03:38:30

24  名前:◆aU43A13iOsdf[sage] 投稿日:2017/11/26(Sun) 15:11:46 ID:686d6a5f
各位お疲れ様です。感想を先に幾つか書かせていただきます。

1-① 「 星屑の矜持 」( ◆a1bYVv05XUさん )
一騎当千でなくとも、一騎当「十」であるものの矜持、しかと見せていただきました。
そんな「星屑」たちが支えているから、世界が回るんだよな、と再認識させてくれました。

1-② 「 崩壊世界のエピゴーネン 」( ◆28LrdiQpBwさん )
食べることは未来。飲食短編にあって飲食の存在意義を教えてくれる、意義深い一作です。
SFっていいですよね、あり得ない科学技術や未来世界のなかに、今の人間を刺すメッセージが込められていて。

1-③ 「 ありったけの愛を炊き込んで 」( ◆lnOezlMIAoILさん )
ごはんの中にやどる家族の思いが描かれていて、おだしのような優しさが滲み出ますね。
実家のお母ちゃんのご飯が少しだけ恋しくなりました。

1-④ 「 味寿々を淡々と語り味わう話。 」( ◆tylXteGNCkさん )
甘いってなんやねん。ラーメンやぞ。脂と糖分が合わさったら人間は言語中枢までヤラれる(誉め言葉)ということが良く分かりました。
個人的には小田原は何年か前に正月に泊まった時の飲食不毛地帯(正月なので当然ですが)な記憶しかなくってあれでしたが、またリベンジしたくなりました。

1-⑤ 「 ずんだもちは癒やし。 」(◆baItmpShowさん)
きりたんとずんこへの愛情が爆走スランプな感じでしたね。
ずんだ餅って……おいしいのか……な?(南の人間の発想)

1-⑥ 「 たまに行くならこんなBar 」(◆hdanC5IBOEさん)
お酒はあまり飲めないけれど、こんなバーテンドレスさんのいるバーに是非とも行きたいですね。
人生の節目節目で、嘘もダジャレも方便にしつつ、そっと前へ背中を押してくれそうです。

1-⑦ 「 セピアの箱に彩りを 」( ◆SEPIAfr/22さん )
父の思い、娘の健気さ、すこし涙の塩味が効いていて、それぞれ良い味が出ていました。
タイトルの秀逸さを、最後に噛み締めるところでした。

1-⑧ 「 電気蝗はカニバリズムの夢を見るか? 」( ◆ok0xXpb0RX3Wさん )
ひたひたと狂気が広まる様が、淡々と実在の報道やネットを通じて(という形式で)描かれていて、ゾッとさせられます。
あるいは既に我々も何かしらの狂気に毒されていることに、気づけないだけかも、と後ろを振り返り…

1-⑨ 「 学生食堂新メニュー!マルチちゃんの日替わり定食 」( ◆gaQJ4jeVM2さん )
昔の少年漫画の読み切りのような、キャラや関係性がハッキリしていて読ませる作品でした。
マルチちゃん健気ですねえ。

1-⑩ 「 ココアと猫のカフェ 」( ◆cat.TxWJoUさん )
少しばかりの苦い思い出を、優しい暖かさと甘さで包み込んだ、まさしくココアのような味わいでした。
少しずつ猫ともマスターとも間合いを詰めていくあたり、アフタヌーン的な大人の渋さを感じます。

1-⑪ 「 どいつもこいつもディストピア 」( ◆oyIDbW5kwgさん )
ディストピアであっても、人がたくましく楽しく生きるという、ある種の希望を見せてくれます。
人口調味料の味がガンガンするカップ麺のような、ジャンクな美味さですね。

1-⑫ 「 おいしいココアの作り方 」( ◆jxUHArbwx0IIさん )
ココアについてひとつ賢くなりつつ、日常のちょっとした謎を解き明かす楽しさも味わえました。
しかし駄目でしょうよフェイトさんそれは。牛乳腐っちゃう……。駄目やこの子放っておけへん。

1-⑬ 「 青春の芋けんぴ 」( ◆jrLE3uga1kさん )
多くの人が通過する、青春の夢の日々の終わりを、イモけんぴを通じて描き切った快作です。
泣いてしまうだけ全力で楽しんだ彼らの日々が、色あせず、明日への糧にならんことを祈ります。

1-⑭ 「 歌うお菓子 」( ◆ZnRvnCsWXVWOさん )
SFチックでありながら、童話チックでもある、不思議なテイストでした。
福音館あたりの絵本で読んで子供に聞かせたくなるようなまとまりの良さよ。




2-① 「 いちばん大きな婚約指輪 」( ◆LUytlfW9d.さん )
日食!そういう発想もあるのか!などと驚かされました。こんなプロポーズ、忘れられませんよね。
最後の注釈にも、少しクスリと来ました。

2-② 「 プラトニック×プラクティス×プラスチック・ケース 」( ◆yi97nGvfqhkfさん )
少女漫画のような王道の恋愛ものですね。
お弁当をもらってうれしくない男なぞ男ではありません(断言)

2ー③ 「 あなたの心掴むウィッチ 」( ◆22./psP3.xSKさん )
なんでやる夫だけ、と思ったら、成程成程……胃袋掴む前に心がっちりつかまれてたんですね。
不思議な能力から、料理がもつ人を幸せにする力を描き切ったあたり、発想の勝利です。

2-④ 「 もしかして・・・秋道一族の方ですか? 」( ◆m4XcpCZuuEさん )
こんな朝からラード喰わせるようなキチガイの所業、只者ではない(断言)
暴走したまま読者ごと轢き殺すようなその潔さに惚れました。

2-⑤ 「 やらない夫は目覚めるようです 」( ◆DQpiC30.loさん )
最後二コマの、無言からのアップでの一言に、全てが込められているように思いました。
それは狂気なのか正常なのか。

2-⑥ 「 ようこそひまわりカフェレストランへ 」( ◆yTnZsJG4cEさん )
イチゴパフェの神様とゴルゴンゾーラの神様の可愛さに全て持ってかれました。
やるやらは、あんたらいい大人が何してるんだと小一時間問い詰めたい。

2-⑦ 「 カレーが辛い話 」( ◆paQAyVCLKIgdさん )
人生は大人向けのカレーのごとく、辛さの中に美味さもあり。
杏子にもそれを子や孫に語れる日がくることを祈ります。

2-⑧ 「 いただきます 」( ◆gYrh09TokMXaさん )
人食いというテーマがいくつかある中でも、本作は特に暖かい一作でした。
彼女の飢餓感が、彼との愛によって安らげられたことは幸いである。

2-⑨ 「 カレーと秘密の隠し味 」( ◆uJzUJy3G.Qさん )
秘密の隠し味は、嘘偽りなのかも知れないけれど、優しいものですね。
皆が皆、心に何かをとどめながらも歩む姿を、時代背景と相まってよく表現できているかと。

2-⑩ 「 スパイスの残滓 」( ◆xk22nwdreXgGさん )
家族の細やかな機微を、見事なスパイス配分で描かれた一作だと思います。
しかしこの嫁二人の争いぶりが、下手に着飾らずにも愛にあふれていて、非常に素晴らしい。

2-⑪ 「 中心を満たした最後のピース 」( ◆G/Su9rayKUさん )
スポーツものが来るとは思っていませんでしたが、まさにスポーツの神髄を一面でよく描いているなと。
スポーツも食事も、楽しくこそあれ、と改めて教えられました。

2-⑫ 「 辺境惑星における食事事情 」( ◆Ft4bm6UM/Iさん )
藤子F不二夫の「ミノタウロスの皿」を彷彿とさせつつ、しかしそこから更にできる夫が意外な形で関与したという点で一歩進んだ意欲作でした。
食えないやつ。まさにできる夫はその通りの男でした。

以上でした。続きはまた後日。