デス飲食短編勝負地雷爆破デスマッチ 感想・投票用スレ

レス数:226 サイズ:323.22 KiB 最終更新日:2018-04-28 03:38:30

21  名前:◆a1bYVv05XU[sage] 投稿日:2017/11/26(Sun) 13:12:35 ID:a7abdc9e
感想の続きです。

1-⑫おいしいココアの作り方
牛乳パックごとはさすがにやらないよなあって思っていたらそれだったというw 飲み切るという発想はなかったのかフェイトさん。
すぐそこに迫っていやる夫とハルヒの修羅場を思うと他人事ながら胃が痛くなって……。

1-⑬青春の芋けんぴ
ずっと独白かバカ騒ぎが続く中、ふっと音が止まる瞬間は引き込まれました。呼び名をあだ名で統一していたのも、思い出を追体験
しているような演出に一役買っていたかなと。この部ってもしかして一学年が仲良すぎて三年おきにしか新入部員入ってこないんですかね。

1-⑭歌うお菓子
歌うお菓子っていう発想が素敵です。最初面くらった部分も最後にはちゃんと意味があったんだなって思わせられる、
そんなうまさを感じました。ある地点の本当に特定の時間を切り取った、短編ならではの良さが出ている作品だと思います。

2-⑨カレーと秘密の隠し味
食事の嗜好やそれこそ思い出なんて千差万別なわけで、時には客のそういったものも背負わなくてはならない料理人って
大変だと思いました。それがやりがいでもあるんでしょうが。店持ちのくせに豆腐メンタルなやらない夫がなんか可愛かったです。

2-⑩スパイスの残滓
短編小説のような趣のある話でした(死んだ夫の昔の女とか隠し子とかいうワードなんか特にw)。
読んでいて何の支障もなくすんなりと頭に入ってくる文章を書く技量は相当なものだなと。冒頭の描写は胸が痛くなるほどでした。

2-⑪中心を満たした最後のピース
ラグビーはほとんど知らないんですが、普通にスポーツ誌の記事を一つ読んでいるような楽しさがありました。
最後服装に言及したところも個人的にヒットです。

2-⑫辺境惑星における食事事情
自分の身の危険も顧みずに行動を起こしたできる夫が本当に優しい人間だと思いました。
できる夫というか宇宙政府側の倫理観もずれている感じはしますが。

2-⑬サービスレコード:『不毛の地』
全然そんなことはないのに、なんかこの二人楽しそうだなって思ってしまいました。
閉じ込められている側が武器と食料を確保しているというのは面白い構図ですね。

3-⑨人質王子と友情の鳥
やはりぼっちが狩られ(ry。もしかしたらこんな機会は二人にとって最後で、この日の出来事は一生胸にしまって王として
生きていくんだろうと思うと切なくなります。狩りのシーンが上手で勉強になりました。

3-⑩紅茶と、ケーキと、世界の終わり
残せば?とか、一滴でも残っていればいいのかとか、世界ってこの世界とは言ってないよねとか屁理屈くらいしか思いつかないので
自分には佐々木の相手は務まらないなと思いました。砂嵐の描写って通じない世代がこれから出てくるのかなってふと思いました。

3-⑪ 川 / 河 - river under the river - 
忘れられた記憶というのは誰にでも何かしら訴えかけるものがあるテーマなんじゃないかと思います。それを設定も含めて80レスで
描き切れる構成力に驚かされました。だけどびしょ濡れやんけが不意打ちでw

4-①味噌汁が熱すぎるんだよ
なんかこう、ガツンとやられた感じです。こういうテーマの話を書こうと思って、その冒頭に、お茶を濁すでもなく、
思い切り笑えるコントを持ってこられる力量に嫉妬してしまいました。


今のところは以上です。