【オリジナル】BRSによるミッションコンプリート!六次元目

レス数:1000 サイズ:2555.71 KiB 最終更新日:2018-04-28 03:38:24

847  名前:クリア・K◆qopBr3PozM[sage] 投稿日:2018/02/27(Tue) 22:44:56 ID:09dfd74f

《任務後記》


クーフーリン。
とある世界では伝説となっている戦士である。
多くのパラドクスが存在するマルチバースにおいては、
彼がどこの次元の戦士でどういった出自の戦士であるかはあまりはっきりとはしない。

ニアス・グローリアがある程度目的をもった賞金稼ぎであるのに対し、
クーフーリンは、戦うことそのものが目的であるとされる。
戦いが絡むならば、ある程度賞金が少なくてもすぐに飛んできてくれるとされる。
その分、彼の指名は膨大であり、常にどこかの次元で戦い続けているという。

戦ってみてわかったが、屈託のないまっすぐな男である。
その屈託のなさは敵からすれば恐ろしく、味方からすれば非常に頼りがいがあるだろう。

かつて、彼と相まみえたこともあったそうだが……。
誰かを救うために戦い続ける戦士、か。
自分の性格からして納得は行くが……なぜ私は、世界をさすらっていたのだろうか?
そのきっかけは?
もしかするとあるいは、息の長い戦士たちならば……。

しかし、100年か……本当にそれは私なんだろうか。
なんだか、それはそれで……ちょっとショックが。