やる夫で学ぶレンティア国家

レス数:631 サイズ:779.42 KiB 最終更新日:2018-04-28 03:38:19

84  名前:◆gKNcHiCsig[] 投稿日:2017/09/04(Mon) 23:42:17 ID:dc65ea91


>>83
確かに、資源には経済成長に負の影響を与える効果があります。(これについては本スレで後述)
しかし、それはあくまで経済成長がしにくいのであって、成長しないわけではないのです。
そもそもそこまで天然資源に頼っているならば、多少なり経済が発展している可能性が高いのです。

[浜中2007]を見るならば、1人当たりの国民所得2000ドル以下、2000~4000ドルの非民主的国家に対するレンティア国家の割合は4%程度。
そして、これらのグループ発展途上国は民主体制への移行確立が少ない(1%、2.5%)とされていますが、レンティア国家の割合は少ない。
つまり、これらの発展途上国において非民主的体制を維持できている理由は、「レンティア国家論」以外の要因によって維持されているわけです。


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