やる夫で学ぶレンティア国家
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名前:◆gKNcHiCsig[] 投稿日:2017/12/31(Sun) 16:30:57 ID:93efeb3c
まとめ
①湾岸アラブ諸国には「湾岸エスノクラシー」と呼ばれる制度がある。
②この「湾岸エスノクラシー」は国籍を基準として、労働に関するもので差を設けて、
自国民を一体化させること(ついでに問題の外部化)で体制の維持を図るもの
③具体的な区別としては、公的部門の自国民の優先的採用、賃金格差、そもそも民間部門での職業などについて差を設ける。
④これに関して移民は一体的な反対運動を取らない。これは移民が階層化されていること、
転職・逃亡への制限を行うことで達成できている。
⑤しかし、レント配分がうまくいっていない国は「湾岸エスノクラシー」を達成できない。そのため改革が必要で
1つはエスノクラシーの強化(サウジ) もう1つは労働市場の解放を採る(バハレーン)
⑥短期的にはエスノクラシーの強化がコストが低い。しかし、労働市場の開放政策方面に関しても
政治改革とセットにすることでコストを低くできる。
⑦レンティア国家の体制維持制度の1つとしての「湾岸エスノクラシー」を理解すべき。
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/⌒)⌒)⌒) (__人__) \ /⌒)⌒)⌒) 大体こんな感じだね。
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| :::::::::::(⌒) / ゝ :::::::::::/ この現象は労働人口が特殊な湾岸諸国に起こりうる現象だね。
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| | l||l 从人 l||l l||l 从人 l||l
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