やる夫で学ぶレンティア国家
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名前:◆gKNcHiCsig[] 投稿日:2017/09/04(Mon) 09:11:38 ID:dc65ea91
☆民主主義について
シュンペーター, ヨーゼフ. 2016. 『資本主義・社会主義・民主主義 Ⅰ』大野一訳, 日経BP社.
―――. 2016. 『資本主義・社会主義・民主主義 Ⅱ』大野一訳,日経BP社.
→狭義の民主主義について論じている。原著が古いので内容的には疑問なところもあるが、古典としてはまず。
ダール ロバート. 2014. 『ポリアーキー』高畠通敏・前田脩訳, 岩波書店.
→広義の民主主義について論じている。現代の民主主義の定義はこちらを使用しているので、
政治学をやっているならまず呼ぶべき。
☆レンティア国家について
松尾昌樹. 2010. 『湾岸産油国 レンティア国家のゆくえ 』講談社選書メチエ 講談社.
→日本で読めるレンティア国家としてはまずこれを。レントの定義についても詳しく論じている。
湾岸諸国の権威主義について知りたい場合にも有用。
松尾昌樹. 2016. 「グローバル化する中東と石油 レンティア国家再考」松尾昌樹・岡野内正・吉川卓郎編『中東の新たな秩序』 ミネルヴァ書房, 59-79.
→2010年版とまた違う方向で書いているが、レントの定義についてはやはり詳しい。
一般的なレンティア国家論から、レント依存の負の側面、さらにレンティア国家における労働市場(本スレでも触れる)など内容は充実。
松尾以外の論文も非常に質が良いため、本書を買えば最新の中東事情を知ることができる。
細井長.2005.『中東の経済開発戦略-新時代へ向かう湾岸諸国』 ミネルヴァ書房.
松尾と並ぶレンティア国家論研究者の著作。
レンティア国家論そのものよりは、そこからの経済事情をを論じている感が多い。
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乂 _;::{ Ⅵ:| Vり Vリ 'イ|「 はい、それでは今回の講義に使った参考文献も紹介しておきます。
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