やる夫で学ぶレンティア国家

レス数:631 サイズ:779.42 KiB 最終更新日:2018-04-28 03:38:19

303  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2017/10/01(Sun) 11:25:43 ID:88f79acc
スレを読んでいたら、帝国属州からの税収で潤い、「ローマ市民」にパンとサーカスを提供することで体制を維持してた「ローマ本国」が思い浮かんで
レンティア「国家論」とは言うものの、上は国家から下は個人に至るまで様々な経済活動単位に当てはめて考えることのできる……

ミクロで言えば、親のスネを齧ってるニートや莫大な遺産相続者の行動分析にも応用したり、逆にそっちから法則を見出したりできるような
本当にごく当たり前の行動原理にすぎないじゃないかなって感じたんだよね

欧米の研究者がイスラム地域を特別視したところ(飾らずに言えば、キリスト教徒によるイスラムへの偏見)から始まって、
そこから脱却する方向で普遍的な理論を立てていったがために「新しい考え方スゲー」みたいになってるだけで
実態は、すごーく当たり前なことに辿り着くのにすげー回り道してる印象が……