やる夫で学ぶレンティア国家

レス数:631 サイズ:779.42 KiB 最終更新日:2018-04-28 03:38:19

272  名前:◆gKNcHiCsig[] 投稿日:2017/09/25(Mon) 00:26:17 ID:d63e5cb6


今回のまとめ

①「中東例外論の克服」と「レントの民主化阻害のメカニズムを明らかにした」ロスのレンティア国家論が出現

②ロスのレンティア国家論は世界中に適用できる議論(※中東だけに適用される議論ではない)

③民主化阻害効果としては、レンティア効果、抑圧効果、近代化抑制効果の3点が存在

④[Brynen 1995]のレンティア国家論の効果の疑問、[Okruhlik 1999]のレント配分の不公平からくる国民の反発
[浜中 2007]の計測方法の批判、[Smith 2004]の抑圧効果は存在しないとの主張など、ロス以外にもレンティア国家論研究は盛ん

⑤最終的に、ロスはレントの民主化阻害効果を「レンティア効果」のみであるとした。




           *  _______
    / ̄|  +   /         ヽ   +
    | ::|    /⌒       ⌒   \
    | ::|x  / ( ●)    ( ●)   |  .人     こんな感じ、結局はレント配分による非民主的体制維持の効果は
  ,―    \   | ::::::⌒(__人__)⌒:::::     |  `Y´
 | ___)  ::| .!     l/ニニ|      /        レント収入によって、減税とサービスの充実をすることで
 | ___)  ::|+ヽ    `ー‐'      /     十   国民の忠誠を得る「レンティア効果」のみってことを覚えるべきだお!
 | ___)  ::|   .>          \
 ヽ__)_/   /                 \



.