やる夫で学ぶレンティア国家

レス数:631 サイズ:779.42 KiB 最終更新日:2018-04-28 03:38:19

191  名前:◆gKNcHiCsig[] 投稿日:2017/09/17(Sun) 17:29:03 ID:f8c6a17a

※ルチアーニ・ベブラーウィーの主張

①前提として純粋なレンティア国家は存在しない.どの国家,経済にもレントの要素は存在する.
レンティア国家はレント状況(rentsituation)が優勢である国家をもって定義すべきである。
この優勢とは、レント収入の割合が40%以上占め、経済において支配的な役目かあるいは系雑活動がレントに多く頼っている。
②レンティア経済は多額の対外レントを受け取る.
③レンティア経済の特別なケースであるレンティア国家は,レントを生み出す活動に従事することは少なく,多くはレントの配分と使用に関与する.
④特定のレンティア階級やグループの存在が認められること。言い換えれば、富がごく一部の人々に集中し、
残りの大多数は、その配分による分け前をあずかり、使用するのみである。
※観光や貿易がレント収入にならないのはこのため



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.        /:::::Τう  fう^ ::::|   で、こうした議論を纏めると 以上の4つを彼らは主張しました
       /::::└|     ノノハ
.      /:::::::::|::::i、 ^ イ::|:::|    ①はレンティア国家になるにはレントに40%ぐらい依存しろということ
     /:::::::::: |:: |Λ //|::八|
.    /:::::::: -八::{ΛV /,|/=、|    ②はレントとは「外生性」を持たなければならないこと
   ::::/ニニ\ニニ∨/ニニ',
.   ::::{ニニニ}ニニ\//ニニニ|   ③は配分国家についての説明
   :::::{ニ二Λニニ// 二二二|
   {:::∨ニニニV//ニニニ|ニ|   ④はレントの「非稼得性」について説明をしています。
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