やる夫で学ぶレンティア国家

レス数:631 サイズ:779.42 KiB 最終更新日:2018-04-28 03:38:19

129  名前:◆gKNcHiCsig[] 投稿日:2017/09/09(Sat) 23:07:25 ID:180fa113



今回のまとめ

①1980年代末までの中東地域研究は「地域特有の文化・文明」を重視する立場だった。

②その現れは「中東例外論」「民主化の例外地帯」「イスラーム政治的文化」などの言葉で表され
 部族主義、家父長制、イスラームなどに着目。

③1970年にマーダヴィーがイラン研究から、石油を外生的レントと呼称し、経済成長にゆがみを生じさせることを発見。
さらに、レント配分の効果にも触れる。

④1980年代にスコッチポルがイラン研究から、レント配分の効果を分析。
レント配分のみの依存は、むしろ体制崩壊につながることを発見。

⑤マーダヴィー・スコッチポルの議論は、レンティア国家の重要な概念や効果を発見した。
 しかし、イランにのみ適用できるとした点で、「中東例外論」の分類に入るため問題。


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          i   ( ●)  (● ) i     今回の内容はこんな感じ。
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          、           ノ     「中東例外論」がとても重要なキーワードなんだお。
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