私談・楚漢銘々伝

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327  名前:◆TLDPZPDjO6[] 投稿日:2017/06/25(Sun) 14:46:59 ID:e8d1a630

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          ところが配下が功績を立てると、
              褒美をやらねばならぬと思いつつも惜しみ、
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                    ___ \ ` 、 ト、
                   _>     ``   ヽ ,
               -‐ ァ                 ‘,
                /                 }_
               /              ,,    }
             /__   /⌒Y    /}/〃   /
                //  , {⌒jイ   / 弋tテ7 //}/
                  //_  乂 ー }_/    ̄ }/ \       うぅむ、やつに領地を与えるのは
                 ̄ }   ハ   U      ___ 、     惜しか……
               /≫j/V       r __ 7 ̄
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           / _ ミ 、    ≫ r-  ___/
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       .  / / /⌒\ }   \  { /〈   } }
        / / /    } }    ` { V∧  /.∧
       ./ / / /⌒V} } |    } } ハ ヽ\「}
       {  {  { {   V .! !     //V ∧  } }ハ

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                         列侯の印璽を手の中で弄び、
                            印が摩滅するほどになっても、なお与えようとしない。
                                                                ┃
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