50  名前：◆3.14n.swMo[sage] 投稿日：2017/05/29(Mon) 00:56:42 ID:4fd93fdf
投票です。皆さんお疲れ様でした。

①－２　「 人口庭園 」 （ ◆eQb8Zmb0JIさん ）
こういうポストアポカリプスSFが大好きです。
この話で気に入っているのは台詞回しです。どうしようもない現実を淡々と語っているのが好きです。
ここに登場する機械たちは、最後に自殺を望んだり、恋をしたり、なんだか部分的に少し人間っぽいです。
この世界では、機械が感情のようなものに目覚めても、たぶんあまり幸せにはなれないのでしょう。それが切ないです。


②－７　「 AIと結婚式 」 （ ◆wIYmgsD39Yさん ）
この話にはとても心が動かされました。
最初、やらない夫には大事な存在がありませんでしたが、
家族や友達を慈しむ心が芽生えていく過程がとても良かったです。結婚式の場面はうっかり胸が熱くなりました。
こういう風な、「何もなかった存在に、大事な仲間ができる」とか「感情を知らなかったものに愛が芽生える」みたいなのは
人の心を動かす話なんだと感じました。


②－12　「 この想いは、ヴェネツィアの空と海に似ている 」 （ ◆o2mA/XxBawさん ）
お洒落な街って絵になりますよね。舞台となる国は違いますが、吉田篤弘さんの小説『空ばかり見ていた』を少しだけ思い出しました。
やらない夫がだんだん暗殺部隊の連中から愛されていくのは笑いました。溶け込んでやがる。
AA演出もとてもステキですし、何よりやらない夫が自分の得意な漫画を使って想いを伝えていくのが心を打たれました。
人気になりたいとか、認められたいという感情で漫画を描くより、
やらない夫は、「自分の想いを伝えたい」という感情で描くほうがよかったのかもしれません。