490  名前：◆jsXgrE.VEg[sage] 投稿日：2018/06/07(Thu) 21:05:22 ID:1d2fbe5a

飾利ちゃんがドリュアスという亜人だというのは、奥様から聞いている

なんでも、植物と意思疎通を行える力があり
人間で言う喜怒哀楽のようなものを感じとれるらしい



',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　,.　 -‐……‐-
　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ／　　　　　　　　　　　｀
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 ／　　　　。o ￠ ％ % o。　　 ヽ
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ／　 　 .％　　　　　　　　　　　ﾟ ‰ ﾞ:,
　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 く 　 ／%　　 　 　｡o % ％ %￠ o。　　％
　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 ＼{ %　 　 ％ﾟ. :ｲ: : : : : : : : : : : : .℃　　%。
　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 $　　%ﾟ. :／. :|: : : :} : : : : ﾉ: :i{: : : .％　《
　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 ∂ %ﾟ. :／. :￣厂　ﾒ､.: :／. : ハ: : : :. .‰}}
　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 ％ 。ﾟ ／. : : :／ }／　}／. : ／=ﾐ}ｉ: :　:. :∨
　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 。 ﾟ　 o ﾟ／. : : :／孑テぅﾐ 　 }／ 　　/}i: :　ｉ: : |
　　　　　　　　　　　　 　 ％　 o ﾟ,' ,:′. : : :（/{ 乂::り　 　 　 斧芍 八:　|: : |
　　　　　 　 　 　 　 　 %　 　 % / 八: : : : : /: : 　 　 　 　 　 乂り /. .;　八 ﾘ
　　　　　　　　　　 　 %　　　% / /}: : :ｰ': :/ :从　　 　 ､ 　 '　 　 /. :/ /　)/
　　　　　　　　　　　 $　　　$ ' ,:' ,: : : : : / :/( 个　. 　 　 ´　r宀ゥ、イ( 　 ﾟo
　　　　　　 　 　 　 ￠　　 ￠　 /. : : : :/ :/: : {二＝-ミT爪广延丿}ｉ:| :.＼ 　 ℃
　　　 　 　 　 　 　 ,$　　 　$　/. : : :_厂し､⌒ヽr=====rv=乂,,廴ノ､:| :ﾄ､: ＼　　ﾟ o
　　　　　　　 　 ／￠　 　 ￠/. : : :｛/⌒しﾍ　　|{　 　,/ |＼ r‐┴‐vﾞ:, :{　＼: ＼　　℃
　　　　　　　　(( 　 $　　 　 $. : : : :/　 　 しﾍ,　|{ 　 //i:ﾄ､　r‐─　V '､.＼　)ヽ: ＼　　ﾟ。
　　　　　　　　 ＼ ￠　　　 ￠ : : / 　　　　しﾍ ゞ=彡' l!|て. r‐─ 　∨ ＼彡'.:ハ: :))　　。
　　　　　　 　 　 　 $　　　　 $ : /　 　 　 　 しﾍ.　　　 !:|(て.r‐─　　∨＿.＼.′j／　　 o
　　　　　　　 　 　 ￠　 　 　 c:/　 　 　 　 　しﾍ}　　　り(て ゝ-ヽ　　 厂し(　}／ $　 　 $
　　 　 　 　 　 　 　 &　　　　 〈　　　　　　　　しﾍ}　　　 (て　　　しﾍｲ 　厂}く　 %　　　 %
　　　　　　　　　　/. ％　　　　 ＼ 　 　 　 　 ,しﾍ} 　 　 (て　　　 しﾍしｲ⌒＼ヽ　 　 ％
　　　 　 　 　 　 /. : : : ℃　 　 /　＼　　　　/ しﾍ{=}{=}{=}{=}{=}{=}{=＼　 　 　 ＼)⌒ヽ
　　　　　　　　 /. : : : : : : :％ /　　 　 ー=彡: :∨/////∧＞＜///: : :＼　 　 　 }　　 '.

',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;',∴ ･' :;;



直接会ったことは無いが、職業柄そういった人物が居るのは知っているし
その力を生かして俺たちのような仕事に就いたりする者も存在している

実際のところ、植物に対する調査や研究という意味でこれほど有能な力もなく
育成や保存方法など、様々な面で技術の進歩に貢献していることも事実だ


　　　　 /: : : : :/／　,．　´: : : : : : : : : : : t__＾ く{ ヽノ
.　　　 /: : : :. :.i′／: : : : : : : : i!: : : :.:.|: :.:.|{ィ＾ヽ　ﾄ､
　　　/: : : : : :.:ﾚ': : : : : :.:.:|: : : :ﾊ: :i!: :.:ﾄ､:.:l:.:|　　爻_ﾄ､
　 　 i.:.:.:.:|: : : ′: : :.:ﾄ､.:.:.|: : :/ .|:.:|i: 斗┼ﾄ､`T7＾ヽヽ ヽ
　 　 |:|: : |: : :.|:.:.:.i! 斗┼┼ｘ′ Lﾉ｀¨´.└　}_.八___ﾚﾍノ
　 　 |:|: : |: : :.|: : ﾊ,__|　｀¨´　　 　 　 ,ｨf示ﾐｘ､ヽ: : :|
　 　 |:|: : |: : :.|／　ィ干心ヾ　　 　 　 {!{i::i} } }ﾄ | : ∧
　 　 {ﾍ : |: : :.l　 〃{ {i:::i} i}　　　　　　l ﾄ- ﾉ./ /.:∧: ＼
　　　　 yﾍ.:.:.:|　 ,ﾍ.ﾄ､'ｰ' ﾉ 　 　 　 　 `ニィ　ﾑｲ:＼｀¨´
　　 　 /: : :ヽ:.＼　 ゝ`ニィ　 　 　 ､　　 　 vv ﾚ'¨¨´
.　　　ムイ ,ﾍ ｀¨ヽ　､､､　　　　　　　 　 　 　 ,′
.　　　 　 j/　 ｀T＾ヽ　　　　　 　 　 　 　 　 ／
　 　 　 　 　 　 j／/}>　 　 　 　 r_.　　　 く
　　　　　 　 　 　 /（ 　 　 ｀　ー┬＜ヽ　　 ヽ
　　 　 　 　 　 ／!　 ＼ 　 　 　 〈　 ﾉ .}
　　　　　　　 / 　.＼ 　 ｀　 　 ＿／　/　　 }　|
.　　　　　　 /　　　　｀ 　 　 ＿＿__／　 　 ′.!
　　　　　　/　　　　ヽ　　　　　　　　　 　 /　　|ヽ


あの子が自分の力を認識しはじめたのは、つい最近のことだ
まだ幼いながらも、人とは違う力があることをおぼろげながら理解し始めている

まぁ、そんな話を今のあの子にしても意味はない

そういった小難しいことは大人が考えればいいことだ
何にも縛られずに、感じるままに学び、蓄積していくのが子供の仕事というものだ
それを俺たちが邪魔しちゃあいけない