217  名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2017/03/25(Sat) 00:47:17 ID:06cd29ee

任務後記
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次元を介した組織では次元と次元をつなぐ一時空間をワームホール、ワームゲートと呼ぶ。
ワームゲートとは普段私達が移動する際に発生させるもので、規模は小さく、反応としてもそれほど大きいものではない。
しかし、ワームホールとはワームゲートの10倍以上の規模であり、発生した次元に対して大きな影響を与えることが多い。
ワームホールの規模と不安定さ次第では、次元の狭間のエネルギーが流れ込んでくる場合があり非常に危険だ。

次元の狭間のエネルギーは未だ正体の方は掴めていないが、とにかく危険なことが起こるとされている。
……残念ながら、何がどう危険なのかは誰もまだ知ることが出来ていない。
ＤＰＯも、ＤＩＡでさえも。

ちなみにＤＩＡの次元干渉装置は最終的にワームホールを発生させるのが目的だが、
次元の狭間のエネルギーが流れ込んでいないように特殊なフィールドを形成しているために
次元の狭間に飲まれること無く次元を統合する事で出来ている。
彼らも自分たちがいずれ住む世界を破壊するのは本意ではないのだろう。

今回のワームホール、識別反応の無いアンノーンのワームホールと言うことだが、
つまり、ＤＩＡの物ではなく、特殊フィールドも当然張られていないだろう。
規模の方はまだわからないが……一体、何が起こっている？