亜人はBARに居る

レス数:1000 サイズ:2386.13 KiB 最終更新日:2018-04-28 03:37:53

802  名前:◆jsXgrE.VEg[sage] 投稿日:2017/04/19(Wed) 21:14:16 ID:29285ac0


      _/             \ノ \
       }, '.|        \     \ノ
    _,./ .::|    \   \     ヽ
     V  :i|     { >、、 \ヽ `、
    ,  八    ∨   >ミ__:i          「含蓄のある言葉ですわね
    i     i:、    ', ィfだ ソ | | :i 
    | .:i  :il一、    \ ゞ'  | | :|.                ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
    | .:| :八 ィ示 ―一      | .:| :|        でもその時、こじらせていた叔父様は
    | .:|    ヽ ャソ'          |:/|i .:|. 
    |:从 \ __,ノ     r ァ     / 八:.|        少佐様の言葉をたやすく信じましたの?」
    |  i`¨⌒ 込          /Y^i:|
        | .:| .:i j/>     ,. イ⌒r‐ |:|-
.       /| .:| .:| / | | `T_____,}...ノ{  |:|:
      / :| .:l  :∧ | | {//ハ)__....人,,ノ:|:
   '⌒7|| .:| .:/ __ヽ .:.|一‐   └r≠\\
    / 八.:|:/ /   \㍉   人 \ \
.   / / へ _:{     \ ㍉_/  ヽ/:\
   , /へ{⌒Y⌒ヽ    ))     / ̄\ヽ


クルル嬢のごもっともな指摘に、私は笑いながら答えを返す


                   /イ  /___  }ハ \ \ \ \|∨/ }
                       |/l 八==ミ  }\l,ニニミ 、 | l| ,ハ     「まぁ疑っていただろうね
                       lバ7′    Y_ ス  rぇヽ\| l| ! }
                       { |ゝ    广¨{{ `弋メ }}ィ川 |∨      だから私はこうも言ってあげたよ
                     、| ≧=彡{   \__/ |  从|
                       |   __  ` :;   ̄ ̄  ,lイ/ ソ      "信じられないのならば、その眼鏡を取って
                          !  ⌒ ー====ヲ  /′          私を見てみたまえ"
                       、     ̄ ̄ ̄:;:;  .′
                      } \      :;:; :; .イ           ……とね」
        _ __        .ィi〔 \ ≧====---彡厶
       イ /   ≧======≦  }   \       /  }\


我が友は、私のその言葉から当時を思い出したのだろうか
自嘲気味に笑っていた


            f≪_       _.厶斗==ミfp  ̄ハ_
   _ . . .-‐:=:=:}ー--===≦三___斗<二二ニニ   { : : : ̄ :_:二ニ≡
 ̄. : : : : : : ::厶_ __         __乂f====彡ニ二三三三三三
__: : : : : : : : : : : ̄三三二二三 ̄ : : : : : : : :-===≡ニ三三
三二ニ==-‐ : : : : : : : : : : :______________三三二ニ==-    「今にして思えば、情けない話だ
三三二二ニニ====--‐―    マ.:.:.:.:.:.ィ"    Y.:.:.:.f⌒v:| ̄
         /.:.:.i i.:.:.:i{     :}i:.:.:.: i{       }i.:.:.::}fハ }:!                  ヴァンパイアで居たくないのに
           イ.:i. ∧从 八     八f.:.:八     八.:.:.:'リ ィ.:!
.         乂ハ.:.:.i.{.:.:{ .ゞ=< ハ.:.:.:ハ =彡!i.:.:..:}/.:.::|                 彼の言葉を否定するために
         )) }.: 从.:ハ        j|.:.从    从.:.:.{ハ八
          八.:.:.:.:从     .∧:乂    イ.:.:..:..{∧{               ヴァンパイアの力を使うのだからね」
         / :}/ハハ  fr.     ゛   .ィ 7j从!.:.リ :\ー .
    _>. :´ : : : : 乂∧  ゞVrー_‐‐fVア  /八((: : : \ `: : .
ニ二三/ : : : : : {   ∧  ヽ ̄_ ̄__,   .イ(  ∨ : : : .\: : `ー-
三二_イニ=- : : : : ハ.   \        /    .′: : : : :.\: : : :
二ニ/=-_ : : : : : :.∧    `ヽ    . "    ./ : : : : : : ∨: : :



                            , =ヘヘヘニ=-、_
                            }:ハ i|i|i|i :. :. :. ¨ミ、
                             ∠二ハ|i|i|i|i :. :. :. :. .. ヽ
                         , イニ=ミ、_ハ|i|i|i|i :. :. :. :. .. .. ,     「そうして、アーカードは戸惑いながら
                       i{ニニ=-'´  ‘i|i|i|i| :.i :. :. :|i:. i :,      赤い魔眼を私に向けてきた
                         {彡=-', -=ミ  ‘il斗-|=ミ、:|i:. |i i
         _               {/ }/イ,. --- 、 _ 从八从八:.lハ}       だから私は先程から変わらぬままの
       i ヽ              {{ i|ニ{{     }ニニ杁_莎_〉}}ニ!i }.       偽りなき言葉で、彼に語ったのさ」
       l   |i            乂l 乂__ ノ ⌒ 乂_ ノ lノ
       |/  ̄)              l                 l
      /   /             八   、_ `¨¨´ _ノ   ノ__
     / ̄ ̄ ̄)   __           _\    ̄ ̄     / }} `¨}}ヽ
      |  lニニ{_/ニニ)      /    _ヽ   __   ィ  /'  / /¨ヽ__
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