亜人はBARに居る

レス数:1000 サイズ:2386.13 KiB 最終更新日:2018-04-28 03:37:53

778  名前:◆jsXgrE.VEg[sage] 投稿日:2017/04/19(Wed) 21:03:34 ID:29285ac0


      _/             \ノ \
       }, '.|        \     \ノ
    _,./ .::|    \   \     ヽ
     V  :i|     { >、、 \ヽ `、
    ,  八    ∨   >ミ__:i           「そもそも、私はただお酒を飲みにきていません
    i     i:、    ', ィfだ ソ | | :i
    | .:i  :il一、    \ ゞ'  | | :|         ワインの知識と人との会話は
    | .:| :八 ィ示 ―一      | .:| :|
    | .:|    ヽ ャソ'          |:/|i .:|         ソムリエールとしての大切な勉強です」
    |:从 \ __,ノ     r ァ     / 八:.|
    |  i`¨⌒ 込          /Y^i:|
        | .:| .:i j/>     ,. イ⌒r‐ |:|-
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      / :| .:l  :∧ | | {//ハ)__....人,,ノ:|:
   '⌒7|| .:| .:/ __ヽ .:.|一‐   └r≠\\
    / 八.:|:/ /   \㍉   人 \ \
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彼女も吸血鬼である伯父に似て、若いころからワインに興味を抱いていたらしい
もちろん始めは未成年であるため、水で薄めたワインの味見からだったそうだ

それがこうしてワインに触れることを職業とするソムリエールにまでなるとは
さすがの我が友も予想外であったらしい

そしてその姪っ子が店に入り浸るようになる事も



                      }\__
                    }\ /´ノi:jI斗‐━‐- ミ,     }、
                    }i:i:i:≫''~  ⌒'ー-  _ ` 、___ノi:i\       「仕事帰りにも関わらず、こうして可愛い姪っ子が
                    _jア゚    '゙   }        ∨i:i:i:ア゚      
                   ア゚    /    }        ヤi:i:i{⌒i         ここに来る行為を価値あるものと考え
                 /  ./  '     ,'        }i:i:i:乂 {.      
                     ′ ' _,/}    /{    {    }i:i:i:i:7´゚,        客として訪れているのです
                  /   i{ /`{l  _/_i{    {    }i:i:i:i:{   ,      
            / i{  」{示ミ }l  / 从   {   ノイ⌒  ゚,、.    むしろ光栄に思っても良いのですよ、叔父様?」
                   从  八 以八_/ 斧=-' 、  、   '゙{     ゚, \
              ′ / /^\{「  '     ノハ }\{「\{l {     ゚,  丶
           {  / /   从 、 __  ~^^´,}  i{   {      `,   \
.            } / /   /^沁,        ノ   l{    ゚,        `、
              '゙ /   / ′ 〕i=-j⌒Y⌒Y⌒i l{    ゚,        `、    ∨
           /   /  {  , -‐「~|::::::l { } l::::::l‐'-ミ    ゚,      i{ \   〔
            _//{⌒{ァ、 } ゙  八人_,人_,人__」   ∨  ゚        i{  ヽ [
.           _ア゚=ニ{  { ハ } li  {i /´ 〃}}      V_____}     从   l}ノ
           _/=ニニ{⌒i}/ i{l} ll /,   ∥ {{  {   厂 ̄ `V{   ___/  \
        7ニニ二{  i} 八 ア(____)、  {{, }} /⌒`' 、 jI斗-'-ミ/ _ ∨,  \
         ゙ニニ二{/^く W0ニニニ{{≧}}ー{{-l{    ´二二ニ7 /、ム ∨,   \
        =ニ二二{   i}Wニニニ0={{二}}ニ}} 人_/二二ニニl '=ニ} ム ∨,     \
        i{ニニニニ 、_/^i{二二ニニ{{ニ{{ニ{{=/ニ{ ̄ ̄``ヽ」 [二ニL__} } ゚,      丶
        l{二二ニニニ\_,从ニニニ={{ニ{{ニ{{〈二ニ{ { ̄``ヾ~'マ_________/ ゚,      `、
        l{二二二二二二小,二二0{{ニ{{ニ{{=\ニ{ {ニニニ{ ゞ' \\l           `,
.         八二二二二二ニニ沁,二ニ{{ニ{{ニ{{ニニ\\\____{ {\ニ\\    }i        `,
         沁,二二二二二二沁,二0Ⅶ=}}={{ニニ〈 \\______,{\\ニ\\  }il         ゚,



尊大な言い口だが、クルル嬢にとってそれは最大級の賛辞であるのだろう
しかし我が友は渋い表情であった



            f≪_       _.厶斗==ミfp  ̄ハ_
   _ . . .-‐:=:=:}ー--===≦三___斗<二二ニニ   { : : : ̄ :_:二ニ≡
 ̄. : : : : : : ::厶_ __         __乂f====彡ニ二三三三三三
__: : : : : : : : : : : ̄三三二二三 ̄ : : : : : : : :-===≡ニ三三
三二ニ==-‐ : : : : : : : : : : :______________三三二ニ==-
三三二二ニニ====--‐―    マ.:.:.:.:.:.ィ"    Y.:.:.:.f⌒v:| ̄
         /.:.:.i i.:.:.:i{     :}i:.:.:.: i{       }i.:.:.::}fハ }:!             「叔父だからこそ
           イ.:i. ∧从 八     八f.:.:八     八.:.:.:'リ ィ.:!
.         乂ハ.:.:.i.{.:.:{ .ゞ=< ハ.:.:.:ハ =彡!i.:.:..:}/.:.::|             嫁入り前の娘を気遣う気持ちを
         )) }.: 从.:ハ        j|.:.从    从.:.:.{ハ八
          八.:.:.:.:从     .∧:乂    イ.:.:..:..{∧{                 汲んでいただけると助かるのだがね」
         / :}/ハハ  fr.     ゛   .ィ 7j从!.:.リ :\ー .
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ニ二三/ : : : : : {   ∧  ヽ ̄_ ̄__,   .イ(  ∨ : : : .\: : `ー-
三二_イニ=- : : : : ハ.   \        /    .′: : : : :.\: : : :
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