亜人はBARに居る

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210  名前:◆jsXgrE.VEg[sage] 投稿日:2017/03/23(Thu) 21:02:12 ID:fcc86f36


この日やらない夫は仕事で帰りが遅くなっていた
そのため、いつもより遅い時間に店のドアを開ける


                   , -.、
                / i⌒
                  |   { '、.--―-. . .
          \     ゝ、 ヽ -―- 、 ...`丶、
                ,ィ´   >      `ヽ ヽ、
          ―    / //  / , i     ヽヽヘ  /
               /7 / /  ,ィj  / ノ     ', j },
            // / / /  | / ∧  !   } j i   ―
             レ{ j / 斗‐´ |  / 、ヘ、 .l  リ 'レ,' /7
               | j  ,/ァ≠ミ',. /  _`ヽーl リ ソ_〃 \..    「いらっしゃいませ~」
             ',  /{ ,,イ=ミ; l/   fΞミヾレ'  /カ/
              ;ハ./.j j///   "⌒ヾ'リ  〃j,'
           r:‐-{i ハ     、  / | /j/叨ソ;-‐‐┐
           { : : |', {>、   、ーァ    ,.'ィ7:ソ : : : : :ノ゙
               ゞ=:ノヘ、{ト=ぅ 、__   ィチ:ヽj./:、`ー--ノ
             (;ィ ⌒ヽj气. ',   /ヽ、: 'レ´l、`ーく
           ,'    i}气 \   [二].} !:ゞ、 : ノ
           !      j} 气,.イ\ヽ| ̄|}ヽ.|   `´
           ',     i. . . . .ゞ.人ノヽノ ,イ.}


出迎えてくれたのは、既に一杯やっているらしい、マスターの普段より弾んだ声


                                     -‐==ニニニニ7丶
                                    //ニニニニニニニニ /   ゚。
                                     { /二ニニニニニ二 {
                                     / ,仁二二二二二 {     \
.      「おっ、ない夫ちゃんじゃないの           ./ {二二二二二ニニ{    ,__/
                                \{二二二二二二ニ{  ∠エ}
.       久しぶりだねぇ」                       ∠三二二二二二≧=彡:::::::::\
                                 /:::::| 元汽::::::| 竺ニ\::::::ト :::::::::\
                                   -‐ァ:::::::| `¨´ 'lヽ{`    }ヾ{:::::ヾ{ ̄`
                      / ̄)           _/:::::::::::.     '         ヒノ::::::::::..   /⌒)
             「 ̄`ヽ‐- 、  {  {             ̄/:::::::::::. 、_`_´___,.  / |:::::\ ::::::.. {  {
              ⌒ <__ ノ ⌒7              ∠  ‐ァ/ハ V二二ノ / , |::::::::{ 「〔〕 ー-ミ ゚。
            「 ̄ {` ¬{   |      _ ........-‐..........{....{ Vー1下ヘ/ //{\:::::..`ー 、 ′\i
             `r--r-イ \  | ̄`¨¨¨「........................./|.......ヾー屶‐"__/./........\{ __ .>'⌒ ヽ
                  l__},ノ}   ∧..............| ̄  ̄ ̄  ̄   |.0../  ̄\...........∧...........〈. . . -‐: :二ヽ ゚.
               {_},ノ   /.....゚。..........           |.../|::::O:::::|....0...′ `ー-- 〔{  ̄「|  ‐-  \
                 ∧ ー==チ...........゚..........|            !/ ..〉=‐/\../      〔 ̄ ̄ ‐-     }
             ∧ ー--‐/................}........|            |.../:::O::V........〉         ̄\     (_)
             , ′ ー-‐ / .................|........|            |..{::::::::::::{....../          /........(_)ー--‐ (_){
                      / .................. |........|            |..|:::::O ::|.../          /.........人(_)(_)彡_ヽ
         /       /........................|........|            |..|::::::::::: !/          /.........{Oニニo゚ニ| 〔 ノノ


既に数杯グラスを開けているのだろう
カウンターにいる男がマスターに負けない上機嫌な様子で声をかけてくる


            / ̄ ̄\
          /   ⌒ ⌒
.          |    ( ●) (●)
            |    (___人__).         「虎徹さんじゃないですか
          |     ` ⌒´ノ
             |        |         どうもこんばんわ」
           人、       |
       _,イ ト、ヽ 、 __ ,_ ノ
 ,. -─‐-´   l  ヽ,\__、_ノ7
/´        :i   ハヘ、;;ヽト、
. : .        :i   ハ 〉:.;〈ヽ \、_
, : : . \      :L__  v;;;;ヘ ' ,<. ヽ
. : : : . ヽ: .      く   '';;;;;ヘ l `l `-、
!: :    、: : : :     ヽ   '';;;;ヘi   i  r i
 .´: : : .  ' : : :      \   '';;;::|  ,| __| |
: : : : .  .γイ: .       ' .,  ':;;:|  l、__j.|


彼は、鏑木・T・虎徹
やらない夫と同じく、ここに通っている常連客の一人だ
.