110  名前：◆jsXgrE.VEg[sage] 投稿日：2017/03/19(Sun) 21:08:32 ID:c3c5da66


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扉から姿を見せたのは、ガッツだった
なぜかしきりに後ろを気にしながら、店内に入ってくる


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　　　　 　 _＿__　 ;ヾ=ｪi| 　i|/ｨｵﾃミ!ｿ　 !　,!xｬｧｊ!　　ﾊ. ! i !
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　　 　 　 ヽ::::::,;;;-----;| 　 |　ー '"　　 j/　ゝ-' ﾊ　 ｲ.j/ﾉﾉ　　　　 「いらっしゃいませ
.　　　　 　 ｀く　　＿;;ー| 　 | ""　　　　　,　　"/ i　/ j,／
　　　 　 　 　 >´::::::::::::::|　　|＼.　　　-=　 　 ｲ　'イ　|　　　　　　　　…どうしたの？」
.　　　　　　 _,,ゝ、:::;;;;;;;r|　　|_　｀ 　 ーｒ＜.´jﾉ　　|　 |
.　　　 　 ／／::::/7;;;;;;;},.! 　 | ＼__　　.{ 　 ｀!'､ 　 |　 |
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　　 　 {　/::::::/./　　　　 }! 　i!　　 {　ヽ、　i} ｀7､ | 　i|ヽ.
　　　　ヽー '¨｀{　　　　　}!　 |＼　jヾ､ 　7 ヽ〈＼,| 　i|　|
.　　　　 ＼　　 ﾍ　　 　 ｿヽﾊ!　 ｀　＼ヽ. ｀ヽ }> 〉 ＼j　|
　　　　　　 ＼. 　ヽ 　 　 }y'　　　　 　 ヾニﾆ{　 ｀ｒ' 　＼|
　　 　､　　　 ） 　　ﾊ ／/　　　　　　　　　｀ヽﾄｰ;'　　 　 ヽ.
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ガッツの様子がおかしいことにハクは気づいた

彼は自分でもどういったら良いのか分からない、といった風で
切り出す言葉を捜しながら、結局「ええっと……」と歯切れの悪い始まりになる


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　　　「店の前に編み笠の人が立ってるんすけど… 　 　 ∨　　∧　∨ ＿, j　　　 γY　ひ＞ "　　　｀ﾐ.三三≧::::::::::∧
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　　　 どうなってんですか、姉さん？」　　　　　　　　　　　 　 ∨　　∧　 ;／　　　　　　　　　　　ノ`ー､　ヾｿ,;{　j　!:::::(__
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　 　 　 　 　 　 　 　 　 ∨　　∧ 入r　 _　冫 　　　　u.　ヽﾉ^"´　　 ﾉ ｰ　/::::〃￣.
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語られた言葉は、二人の想像を超えていた
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