やる夫で学ぶ並行イスラーム論

レス数:513 サイズ:655.43 KiB 最終更新日:2018-04-28 03:37:43

228  名前:◆gKNcHiCsig[] 投稿日:2017/01/09(Mon) 13:17:25 ID:8164404c

224 名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2017/01/08(Sun) 23:25:58 ID:fa06dfe3
ヒヴァ・ハン国はムスリム知識人層によるジャディード運動が発起し、同国での革命を支援したのですが
ムスリム知識人層は単純にムスリムの生活改善等を目的として政権を変えたいから革命を支援したのか
それともイランのホメイニが共産党とある程度融和的だったように、ムスリム知識人は
ソ連の思想に何か共感出来るものがあったのでしょうか


→元ジャディード運動家の多くがソビエト政権に参加しているのは
ムスリムの民衆に強い影響力を持つ保守的な層に対抗するために、
ソビエト政権と組んだ方が、保守的な無知蒙昧な人々を追い出せるという打算的な面が強いです。
初期のソビエト政権はまずこうした保守的な人々を弾圧することに力を注いだので、そのためにジャディード運動家を必要としたのです。
もちろん、ソ連の思想に共感した人もいなくはないのですが、大抵は前述の理由によります。

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