やる夫で学ぶ並行イスラーム論

レス数:513 サイズ:655.43 KiB 最終更新日:2018-04-28 03:37:43

226  名前:◆gKNcHiCsig[] 投稿日:2017/01/09(Mon) 13:14:55 ID:8164404c

224 名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2017/01/08(Sun) 23:25:58 ID:fa06dfe3
中央アジアにかつて存在していたヒヴァ・ハン国などの汗国についての質問なんですが
それらの君主国を統治した君主はムスリムにとってはどのような存在だったのでしょうか
イスラム教における権威者的な扱いをされたりすることはあるのでしょうか



ブハラ出身のアブドゥラウフ・フィトラトの著作『フッリヤット』にヒントがあります。
ここでは現状のブハラを「無知蒙昧な国であり、真のイスラームではない」と批判されています。
もっともこの見方は世俗的なイスラーム知識人の見方であります。
ハンとしての権威とサイイド(ムハンマドに連なる)血統に連なることによって、その権威を一応は民衆の間で認めさせています。
ただし、民衆にとって本当に影響力があるのはイシャーンと呼ばれるスーフィ教団の導師でした。

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