471  名前：◆xUluN9XBn2[] 投稿日：2016/12/19(Mon) 22:49:56 ID:52543e20

　　　　　　　　　　　　　. -―――- .._
　　　　　　　　　　　　´　　　　　.. -―≧､--　..
　　　　　　　　　　　　　　_..z‐ ´ ‐　.ﾆ＝　 ー ､.＼
　　　　　　　 　 _ ..　-‐ﾗ' ／ ´　／　/　! !　＼:.ヽ. ヽ.
　　　　　　　　　　　／:／/　　　/　/ｨ　| |　 　 V　　.ﾊ
　　　　　　 　 _,._.　-ｧ'　/ 　:/ /,.イ　　ﾘ |　:|:　　i!:　 l: i
　　　　　　　￣　　/　 :!　 :i.|.イ :/|　 ,ｲ:/! .ｲ:　l l !:.　|:｜
　　 　 　 　 　 　 /./　,l｜:l_|_ﾑ_j/| l/j/　j_i_|j__|:ﾄ| } ﾘ!: l
　　　　　　　　／イl! /.|小从｢}ｲ｀Y′　´j'-_｢jﾊﾘ./ｲiﾊ: ﾄ､
　　　 　 　 ｰ'／　lハ小.ﾊ:V笊示ﾐ　　　'7筰:ｶﾗ.´} / .ﾊ:{ ＼　　　　セイバー１４世は、愚かであっても、悪人ではなかった。
　　 　 　 　 　 　 　 /:l!|ﾊ ﾄヽVｭﾘ 　 　 　 辷ｿ //}': /　 ヽ
　　　　　　　　　　 /ｲ lﾊ :ヽﾄ＼　　 丶　　イ／ﾑｲ:/　　 　 　 　 　 彼なりに民を尊び、国を愛したのだ。
　　　　　　 　 　 ノ'/ / ハ小:iﾄ.、 　 ‐.‐ ／ｲ :/ｲﾊ{
　　　　　　　　　 　 　 /　|lﾊﾊ|ﾘ｀iｧi　-- 彳ｨ/7|′
　　 　 　 　 　 　 　 　 　 ﾘ/´j!_}ﾑﾌ　　　/トl､　　　　　　　　　　　　モードレッドを出来損ないと罵ったのも、
　　　　　　　　　　　,､-､弋¨´:. :. :{__ ＿_ __}:. :｀ ーｧ-､_
　　 　 　 　 　 _..イ:.:∧ ヾ:ヽ: : : : |´.. -- ｀j:. :. :. :./::/./　　　　　　　彼もまたこの時代に生きた一人物であればこそ当然。
　　　 　 　 　 ￣｀ｰ-/:＼ヾ:ヽ : : :|´ ￣ ｀l: : : : :/::/.∧
　　 　 　 　 　 　 　 j:.:.i:ヽﾄ､_,斗ｫミ.　　 ｜: : : ﾉ:/ /:.:.!
　　　 　 　 　 　 　 /.:.:.:i:.: ｧﾚ'/ ﾊ､ ヽ 　 |: : : /:/./ｲ : |
　 　 　 　 　 　 　 ﾉ:..:..:..ヽ{ | {| {! | ﾚ{爪!l! : :/:/./..|..:..:..!
　　　　　　　　　　}:..:..:..:.:..入　 　 ' ﾄ.Vﾘlj.／ｨ',.ｲ..:.|..:..:i:|
　　　　　 　 　 　 ﾊヽ:.:.:.ﾉ.､:ヽ.＿_/ﾄヽ! |':/／..:..:..:|:.:..:l..l
　　　　　　　　　 j../:{:／..:..丶.__ _,.ハヽl!ｨ7| ＿..:./!.:.:..:..|
　　　　　 　 　__/ムｲ..:..:..:..:..:.:.:,.:.:ﾉ斗弋{三z=┘.:.|.:.:.i:...l




　　　 孑三≠‐　．
≧´ ／　　 　 ィ_,_r≧＜⌒
　／　 　 ≠´: . .　　―　｀
/　 彡⌒:　　　 　 　 　 　 　 ＼
　 ｲ :　　　　＼　｀ 　 ､　　　 　 ヽ
〃 :.:　　　　 　 ヽ　　　＼　＼　　.:.
: :/: :　 :　 ﾊ :.　 ヾ:　　　　　　ヽ 　.:.
:〃: :./.:　 .:.|: :.　 ﾊ:ヽ＼: .　ヽ　.:. i :.ｉ
'/ : : | :　.: :i|:.:.ｉ　　l: :ﾄ､ ヽ 　 ｉ: :.ｉハ:!
: : : i | : .: :.小:.ｌ 　 ﾊ l厶斗:. :.|: :.|　 }:.　　　　　　　　　 しかも彼は７才の時、
: :ｉ:.:|ﾊ: :._/ﾘ　!|:　.' ﾉ′ }:ハ: :|:.:.:!ヽ　}
: :|斗七/　　　|: /　,ｨf笊ﾐｙ|: ﾊ: ;.　{　{ 　 　 　 　 　 　 ファイアブランドの儀式の直後に
: :|'..ﾚf示ミ､　 | '　 八rｆ:j:} 从ﾊ/　 〔　:.
: :|《ﾊr':ｆ:j::}　 /'　　　 ゞﾟ '　ｲ乂　　 ﾍ ヽ　　　　　　 　 母マリアを暗殺されている。
小 　 う::ソ　　　　　,　　　　| i ﾄ､　　 ヾ; ｉ
:.ｉ: :.　　　　　　　　　　　　　小:ト:＼　ｲ　;
: : :.ﾍ　 　 　 　 　 ' ‘　　 ｲ:.:|ﾊ!　　　〔 /　　　　　　 　 その１０年後には、父１２世も急逝。
: : i:小. ．　　　　　　　 个ﾍ: |:　＼　f.:/
ﾊ:从ﾊ! 　 ｀　　 ｧ―.´:.:.!:.:.:｀}:　　 〉 /
:.:.:≧ｘ　　　 　 ハ:. :.:＼:.:.:.:.:.:　　/乂　　　　　 　 　 　 まさしく時代に愛されなかった
ﾊ.:.:.:.:.:..｀ーｘ　　　ヽ:.: :.:ヽ:.:.:.:　 /:　　ヽ
八:.:.:.:.ｉ　 　 ｉ　　 ＿:. :. :. Ⅵ.:. / ｉ:　　　Ｙ　　　　　　　 恵まれない王であった。
:.:.:ヽ:.:.ヽ　 ｉ |. : ´:.: :.:ﾊ:. :. Ⅳ /　|　　　:ﾊ
:.:.:.:.:.＼:.:.. }:.|:. :.＞ ―∨:.:{ Ⅵヽ:l　　 : | |
:.:.　:.:.:. ＼:.:.:! ´　 　 ―∨ﾍ 〉:.:.人　 :ｉ ! ﾄ.
:.:　 ﾍ:.:.　 ＼:ｘ＜:. :. :. :.ﾊ :.{{:.:　　 ヽ:.lｉ 　 :.
:.　 　 ヽ　:.:.: ＼:. :. :. :. :. |:. ヾ:. .:.: .　}ヾ　　:.




　　　　　　　 ＿＿＿
　　　　　　／_ノ ''　'ー＼　　　　　　 　 　 本当に運が悪かったんだおね。
　　　　 ／　（ ●） （ ●）＼
　　　／　:::::⌒（__人__）⌒::::＼
　　　| 　　　　　　｀'ーｎl^l^ｌ　 | 　 　 　 　 ……そういえば、少し前にも
　　　＼ 　　　　　　　 l　　 っ/
　　　　　　　　　　 　　( 　 ゝ　　　　　　　 同じような人がいたような……
　　　　　　　　　　 　　 ｉ　　 ＼