【スプラッタ】綾辻やる夫は双葉山の惨劇を小説化するようです 2スレ目【ミステリー】

レス数:799 サイズ:2152.97 KiB 最終更新日:2018-04-28 03:37:34

549  名前:◆Ek0ngtnZ.U[sage saga] 投稿日:2016/10/10(Mon) 02:02:49 ID:884cf2c0



制作事情をあらかた明かしたところで、今作のトリックについて語りたいと思います。

ここまでこの作品をご覧になられた方ならご承知とは思いますが、これはいわゆる叙述トリックです。

そして、このトリックをどうAAで表現するか(表現できるか)考えた末の結論が今の形です。


まず、この話をやる夫の書いている小説という体にして、地の文の多さに対処します。

次に、別のAAを同じキャラとしては使わないようにしました。

これは前作で、ある登場人物にAAを二人分当ててしまった事への反省でもあります。

さらに、服装もキャラクターごとに分けて(第1部で死んだ三名は別ですが)統一しました。

そして、AグループとBグループとで、特定のAAを使い分けました。

これによって、AグループとBグループが別であることを分かり易くしました。


こうして、殺人鬼A=大八木英男という真相をうまく隠しつつ、不自然さをごまかしてヒントを撒きました。

とあるレスにありましたが、八人の中に犯人がいるなら誰もその条件を満たしません。

十六人いて初めて犯人の要素を満たす人物が現れるのです。

そして、Aグループの人間のうち、死亡が確認されたのは、

物置小屋で洲藤・磯部、山小屋で磯部夫人・沖元(>>274)、山道で男女が見つかり、

残りは体格も一致している大八木一人になります。


撒いたヒントの大部分は、インターローグ4以降や蛇足において回収しましたのでご存知かと思います。

ですが、自分が加えたAAでのヒントなど、全てのヒントを見つけていただけたら、制作者冥利に尽きます。

どうかお試しください。