【スプラッタ】綾辻やる夫は双葉山の惨劇を小説化するようです 2スレ目【ミステリー】
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名前:◆Ek0ngtnZ.U[sage saga] 投稿日:2016/10/10(Mon) 02:02:49 ID:884cf2c0
制作事情をあらかた明かしたところで、今作のトリックについて語りたいと思います。
ここまでこの作品をご覧になられた方ならご承知とは思いますが、これはいわゆる叙述トリックです。
そして、このトリックをどうAAで表現するか(表現できるか)考えた末の結論が今の形です。
まず、この話をやる夫の書いている小説という体にして、地の文の多さに対処します。
次に、別のAAを同じキャラとしては使わないようにしました。
これは前作で、ある登場人物にAAを二人分当ててしまった事への反省でもあります。
さらに、服装もキャラクターごとに分けて(第1部で死んだ三名は別ですが)統一しました。
そして、AグループとBグループとで、特定のAAを使い分けました。
これによって、AグループとBグループが別であることを分かり易くしました。
こうして、殺人鬼A=大八木英男という真相をうまく隠しつつ、不自然さをごまかしてヒントを撒きました。
とあるレスにありましたが、八人の中に犯人がいるなら誰もその条件を満たしません。
十六人いて初めて犯人の要素を満たす人物が現れるのです。
そして、Aグループの人間のうち、死亡が確認されたのは、
物置小屋で洲藤・磯部、山小屋で磯部夫人・沖元(>>274)、山道で男女が見つかり、
残りは体格も一致している大八木一人になります。
撒いたヒントの大部分は、インターローグ4以降や蛇足において回収しましたのでご存知かと思います。
ですが、自分が加えたAAでのヒントなど、全てのヒントを見つけていただけたら、制作者冥利に尽きます。
どうかお試しください。