133  名前：◆Ek0ngtnZ.U[sage saga] 投稿日：2016/10/09(Sun) 21:04:56 ID:0db56d63



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目覚めると、頭が熱を持ったように疼いた。

速い心臓の鼓動が聞こえていた。

目に涙が溜り、身体中が汗でべっとりと濡れていた。

だから彼女は、非常にに寝つきの悪い子供だった。










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今ではもう、昔のようにうなされることなくなっていたが、それでも寝つきが良くないことに変わりはない。

べッドに入って瞼を閉じると、無意識のうちに心が身静えてしまう。

眠りを恐れてしまうのだ。