第五回やる夫リレー企画準備室

レス数:994 サイズ:2442.4 KiB 最終更新日:2018-04-28 03:37:17

887  名前:普通のやる夫さん[sage] 投稿日:2016/08/20(Sat) 19:16:19 ID:eb8d4990

◆これまでのあらすじ(後夜祭一日目~二日目、レス番181まで)
 【後夜祭スレのレス番181:ttp://bbs.yaruyomi.com/test/read.cgi/ban/1471443096/181】


・プロローグ

今よりも科学が発達したはるか遠い未来、首都に返り咲いた不思議な街『キョウトシティ』。

そんな晩夏の折、とある茶屋を大妖怪キャス狐こと【玉藻の前】と【清姫】は訪れていた。
何を隠そう、彼女らは「幻のスイーツ」を求めて、人間の世界に顕現していたのである。

しかしその「幻のスイーツ」、人によって出される品物が違う千差万別の一品だという。
それを一口味わうため、狐と竜の「幻のスイーツ」を探す珍道中は幕を開けた。


・キョウトシティの茶屋にて

茶屋でキョウトの風情について語る二人は、偶然通りがかった《寺社仏閣の英霊》たち
『本能寺』の英霊【志々雄真実】、『清水寺』の英霊【赤木しげる】、
『金閣寺』の英霊【ギルガメッシュ】と出会う。彼らもまた「幻のスイーツ」を求めていた。

彼らによると、『銀閣寺』の英霊【シャドームーン】が「幻のスイーツ」について
知っているというが、彼とはついさっき、はぐれてしまったという。

そこで「幻のスイーツ」に近づくため、一行はシャドームーンを探しに動き出した。

だがまずは腹ごしらえと、玉藻は老舗うどん店『飛砂THE屋』へ赴くことを提案する。

しかし目的地は遠く離れているため、キョウトシティのガイドを務めてい“た”【武蔵】と
シティの人力車【魚雷ガール】に頼み、市街を巡ることになる。


・キョウトシティのジムにて

一行は通りがかった『キョウトシティのジム』で、トレーナー【イリヤスフィール・フォン・アインツベルン】と
そのポケモン【バーサーカー】ことヘラクレスと出会い、行動を共にする。

また、シャドームーンが『キョウトジム』をションボリして出て行ったという情報も手に入れた。

一方、《キョウトネットワーク》の社員【黒木智子】は、社長【亜贄萩斗】に依頼されていた。
翌日彼らが企画・開催する「スイーツ王選手権」に大量の欠員が出た為、代打を探してほしいと。
そして市街を歩き回っていた智子は、玉藻一行と遭遇する。

一行は智子にTV出演の依頼を受け、シャドームーンを探すためにも、
選手や審査員として「スイーツ王選手権」に参加することを快諾した。
また審判は、世界スイーツ協会日本支部所属の公式審判【ミスターうるち】が務めるという。

その日の夜は『ポケモンセンター』に泊まって、明日選手権の会場に向かうことを確認し、
一行はキョウトシティの観光を続行する。

また特別審査員【マイケル・ジャクソン】とも遭遇し、明日は良い大会になるよう親交を温めた。


・老舗うどん店 飛砂THE屋にて

ギルガメッシュが京豆知識などを披露しつつ、一行は『飛砂THE屋』へ到着する。

そこでバーサーカーが「きつねうどん」を食べながら、孤独っぽいグルメを展開。

腹八分目未満ながらも満足した玉藻。彼女は明日も『飛砂THE屋』に来ることを約束し、
店主【ゴエモンインパクト】から、「スイーツ王選手権」に老舗の『××××』も参加すること、
語尾に“ワン”と付ける玉藻ソックリの人物が来店したことなども耳にする。

昼食後、清姫の提案で、玉藻はメールで刑部姫に「幻のスイーツ」のありかを尋ねる。
そして刑部から返ってきたメールによると、手配中の画面に“条”という文字があったとのこと。

一方、【ヤモト・コキ】と、刑部姫こと【霞 刑部】もまた、市街にて「幻のスイーツ」を探していた。


・西寺、東寺にて

次はイリヤの提案で『塔』へ向かうことになる。

一行が到着したのは、「カネの塔」と「スズネの塔」がある、『西寺』および『東寺』。
その英霊である【ウエスター】と【イース】から、塔の伝説を訊くこととなるのであった。