普通のやる夫板二周年記念 普通の短編祭 投下所
905
名前:◆fDiWNXi/YI[sage] 投稿日:2016/01/16(Sat) 00:32:57 ID:b5ebca77
゚・*:.。..。.:.*・゜゚・ 。..。.:.*・゜゚・*:.。..。.:.*・゜゚・*:.。..。.:.*・゜゚・*:.。..。.:.*゜゚・*:.。..。.:.*・゜゚・ 。..。.:.*・゜゚・*:.。..。.:.*・゜゚・*:.。..:.*・゜゚・*:.。.:.*・゜
. ┌─────────────────────┐
. │わたしは、お祖父さんと朝食を共にしながら、 .....│ ...\
. │少しだけ会話を交わします。 │ ..┬
. └─────────────────────┘ ____ {
| { ! 冫ー―――‐‐‐、`ヾー― ´ 乂
リ | / ̄ ̄`> / `ヽ` : , ー
| // ̄ ̄`ヾミ \----‐-…・・ ⌒ ヽ . ト
’ .,:' ヽ \ ⌒ヽー‐ ゚ |
‘, {__} \/ / ‘. { リ
′´、少′ =ニ / } 乂ヘ
. / { { / / / `
/ \ _,ノ ′ { { 「……今日の朝食は……普通だな」
. / 、 ` / / ∧ 乂__
ー┐ ′ / ノ } | .{リ
{{{{い\ ,′ r‐ ´ ,ノノ} ト、 {
ゝ---'′ \ | | {__j }ニ}
〈 ̄ `ヽ } j -=ニヘ--
/ / | /| / ! |
/ ,. | /_,,| /、_| ハ
′ /{ .:| |'::::| /| ,ハ:::::| .{-{
| /│ ハ 孑''゙! :::|,′ ̄V |~゚:,
| .′|::. | V| ゚:, { .:::::|| \| ‘。j 「ええ、普通ですねぇ。だってわたしが作ったんですから」
| | :,:::::::.. 三三三三:, ゚。 ::::::::|{三三三三三`{
:, | :,::::::::::. | {|///|} 乂ー―‐' {|///|} .′ 「もし文句があるのなら、自分でちゃんとチャチャッと
ゝ| ヾ}:}:::::::::リ `¨¨´ `¨¨´ // .: ::/ 作りやがったら良いんじゃないですかねぇ?」
リ`ーr‐ j /イ .:::/::::::
| ゚。::::| `ヽ::/:::::::::::
,′.゚.::ハ /:::::::::::::/:
/ ./ィ゚,::入 ______,,..ノ /′ :::::::/ー
// ’ ::::> .. .. ´ .′ : :::/ /
. ┌────────────────────┐ ¨´ ′ :::/ //
. │口数少なく、言葉も少なく、その割には │
. │口が悪く気遣いも足りないお祖父さんに、 .│
. │わたしはいつも通りの軽口を返します。 │
. └────────────────────┘
┌────────────────────┐
│何回、何十回、何百回と、幾度と無く、 ....│
│細部を微妙に変えながら繰り返された、 ....│
│まったくもっていつも通りの、やり取りです。 .│
└────────────────────┘
゚・*:.。..。.:.*・゜゚・ 。..。.:.*・゜゚・*:.。..。.:.*・゜゚・*:.。..。.:.*・゜゚・*:.。..。.:.*゜゚・*:.。..。.:.*・゜゚・ 。..。.:.*・゜゚・*:.。..。.:.*・゜゚・*:.。..:.*・゜゚・*:.。.:.*・゜