普通のやる夫板二周年記念 普通の短編祭 投下所
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名前:◆fDiWNXi/YI[sage] 投稿日:2016/01/15(Fri) 23:53:48 ID:d08b9c07
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│その争いの名が、ズバリ即ち、『アリス・ゲーム』である、という訳です。 │
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│……自分で書いておいて、一体それが何なのだ、何故アリスなのだ、 .│
│そもそもそれはゲームなのか? などなど、様々な疑問が湧いてきますが、 ....│
│夢とはそういうものなのです、もしこの女々しい夢日記を目にしている奇特な御仁が ...│
│おられましたら、「そういうもの」だと納得して頂ければ、幸いです。 .│
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│しかし、アリス・ゲームだなんて、ファンタジックにしてバイオレンス、 .│
│ミステリアスにしてエキサイティングな、ちょっと恐ろしい催しについて .....│
│つい先刻まで影も形も微塵もヘチマも知りもしなかったにも関わらず、 │
│当たり前の様に状況を把握してしまっていたのは、本当に不思議だと思いました。 .│
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│もしも、所謂明晰夢としてこの夢を見ていたのであれば、少しは疑問を挟んだのでしょうが、 │
│生憎と、この夢の世界のわたしは、あくまでも夢の世界の一住人でしかありませんでした。 .│
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f ヒニrヘイ:::::| 7:.:.:|:.:.イ{;イ::. /: / ,! lr-イ
ム'ー'´Lィ{ { ,r'、:.:fテ‐ト、{i:. l:. :. /:. ,イ }イ
イヒイL´ ゙!:::::゙!7イ:.:| ィテト、ヾ{ l|:.ム‐7"|:. ! |!
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ム'| : :|:;ヘr、ヘテイ'〉:| {;:ソ,.イィ,イ ' 「ではマスター、そろそろ行くのだわ」
7 l : : ト{f`个rヘ/.:.|、 ' / ト{´
. |! : :.! ゙! !: : / ィ !:ヽ. -- ,.イ:. |l| 「今度こそ……私は、あの子と決着を着けるのだわ」
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