私談・呂氏の乱
951
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/19(Tue) 18:08:47 ID:9ecd9976
>>950
三国魏の丁氏とかもそういう一族やな
曹植推したばっかりに…
952
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/19(Tue) 21:19:22 ID:7f998842
鎌倉北条氏も権力争いで負けていたらこうなっていたんだろうなあ
953
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/19(Tue) 21:26:52 ID:11de5dbc
>>950
どうせなら呂不韋の子孫の呂氏が先祖の恨みと劉邦を担ぎ上げて天下を取ったシナリオにしよう(諸説ある)
そして呂后亡き後に没落した呂氏の1人が西域に逃げてそこで土着化した子孫の呂布が漢を滅ぼす(説なし)壮大な復讐劇にしよう！
954
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/19(Tue) 21:30:13 ID:8f90d26e
>>952
比企とか平賀がそうだったんじゃないかと。安達はなんだかんだで頑張ったかも
955
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/19(Tue) 22:00:51 ID:6555bd1d
>>953
呂布は併州五原郡出身だから微妙にズレとるぞ
956
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/19(Tue) 22:10:37 ID:8a2538bd
呂后ちゃんが項羽を握り潰す物語があったっていあ訳だよねとりあえず頑張れ日本
957
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/20(Wed) 12:42:29 ID:0cefb720
節を勝手に持ち出しって信陵君もやってたな・・・
というかここで呂禄が疑って確認するとか言い出したら
やっぱり殴り殺していたのだろうか
958
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/20(Wed) 16:59:17 ID:1e0c1a08
ひそかに宮中の近衛兵とか買収していたんちゃうか？で買収に応じたかどうかで裾をどっち側に脱ぐかの確認をしたとか
959
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/20(Wed) 18:53:14 ID:08add77d
次スレ
ttps://bbs.yaruyomi.com/test/read.cgi/ban/1529487755/
向こうでも書いたけど、次が最終スレですかね。
あと七～八話ぐらい。
960
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/20(Wed) 19:18:02 ID:d94b643f
当初から追ってたから感慨深いなあ。
あの中断と再開もリアルで体験してたしｗ
ともあれ立て乙。
961
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/20(Wed) 19:35:59 ID:dca2ba2a
張良千雨の短編から読んでます
一度エタってスレ作者引退宣言
ほどなく撤回しての復帰で歓喜したっけ
962
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/20(Wed) 19:53:11 ID:0e6eb477
引退宣言のあとの復帰は祝杯あげたましたよ
963
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/20(Wed) 19:54:15 ID:d94b643f
祝杯も挙げたが盛大に笑ったわｗ
創作してる人間としてはわかりすぎる。
まあ業だよねｗ
964
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 17:54:54 ID:89a1e0a1
投下します。
965
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 17:55:37 ID:89a1e0a1
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┃
周勃らは偽勅という裏技により、
呂禄から北軍を奪った。
┃
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へヾ ､、
／ jk ) )_)) .....-====-..... _ノ
. , `ー(__ﾌ ..:.:.:,／⌒:.:.:.:. ＼:.:＼／⌒ヽ /
,′ ＿__／ /:.:. /:.:j{:.:.:.:.:.:.:.: }:.:.:.:.:.:∨:.:.:.:.:∨
./ ′ ,:.:.:.:/:.:/∧:.:.:.:.:.:.∧:. |:.:.:.:∨:.:.:.:|￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣|
/ ,′ j{:.:.:.{Ⅳ十‐ :.:.:.:./-‐Nﾄ :.:.: |:.:.:.: | |
.′ ∧ :. ｨf芋ミ ∨/ｨf芋ミ､!:.:.:八:.:. | |
,′ ′ { ∧:圦t_り ′ t_り ﾉ|:.:/〉:.:.:.:.| _j斗┐ﾚ ! ﾆ|ﾆ i 十 .|
,′ i 乂＼"" ""ﾉｲｲ:.:.:. /| | ´ ﾉ.(_ﾉヽ ､_ﾉ. | こ ｏ . |
.′ | 人 ' ﾉ＾∧:.:.:j{｜ |
{ ｀ ＜＾＼_ 个s｡. ⌒ .｡s个／＾|:.:.八| |
、 ∧ ＼ ⌒Ⅵ〈| ｀¨¨´ |〉.／＼: j_∧ .|＿＿＿＿＿_ｒ― ､＿＿＿＿＿,|
＞ ., / ∧ ヽ Ⅵ＼ ./ } /＾} 〉: : ∧ 「.にﾆ 〉
个s｡. / ｉ .|∧__＼/j .∧∨/^＼: :∧ Ｊー- .′
{ニニ≧s.! j/ニニﾆ≧s｡＼j_〉-=ﾐ､: :＼__ _人｢ {ノ
{ニニニﾆ| _,/ニニニニニニ ＼く_) 〉､: : : }_＞ ´ .|.｜
{ニニニ / ／{ニニニニニニニニヽ_,/＼_＞ ´ .ｨ |.｜
.八ニニﾆ.′ ／/八ニニニニニニニニﾉ ／ ｜,|
∧ニ／ _,／ ｲ(＿＼ニニニニニﾆ,／ｊ}＼ ／＼ ¨
./ └く＿＿_／ j「￣ ー=j＿」---=斗 ''¨⌒ s｡.__,／: : : :∧
/ ＼＿＿＿＿＿＿∧ ＼: : : : : : :∧
／⌒厂{ }＼ / 、: : : : : ∧
【 周勃 】
966
名前：普通のやる夫さん[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 17:57:08 ID:a511fdc6
お、始まったか
967
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 17:57:14 ID:89a1e0a1
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
だがなお呂産と、
彼が指揮権を持つ南軍が健在である。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼
／ ヽ、 _ノ ＼ ／■＼.／| ／■＼.／| ／■＼.／| ／■＼.／| ／■＼.／| ／■＼.／|
／ （●） （●） ＼ （´∀｀ ||. | （´∀｀ ||. | （´∀｀ ||. | （´∀｀ ||. | （´∀｀ ||. | （´∀｀ ||. | （
| _´__ | （ ○ | （ ○ | （ ○ | （ ○ | （ ○ | （ ○ | （
＼( （ヽ(＼`ー' ／ ∧＿∧ ∧＿∧ ∧＿∧ ∧＿∧ ∧＿∧
γ⌒＼＼＼＼ ⌒ヽ （・∀・ ） （・∀・ ） （・∀・ ） （・∀・ ） （・∀・ ）
i j ヽ _ ｀ヽｰ‐ i ∠二二}]=と ） ∠二二}]=と ） ∠二二}]=と ） ∠二二}]=と ）∠二二}]=と ）
ヽ､ l （￣ ヾ_＿＿＿_.ノ Ｙ 人 Ｙ 人 Ｙ 人 Ｙ 人 Ｙ 人
/つゝ､,,! ￣￣ } ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧ ∧
｛〈〈〈,ゞ,ｿ 〈 矛 矛 矛 矛 矛 矛 矛
｀￣／ ＼ ∧ ∧∥ ∧ ∧∥ ∧ ∧∥ ∧ ∧∥ ∧ ∧∥ ∧ ∧∥ ∧ ∧∥
／ ／´`＼ ＼ (ﾟДﾟ )∥ (ﾟДﾟ )∥ (ﾟДﾟ )∥ (ﾟДﾟ )∥ (ﾟДﾟ )∥ (ﾟДﾟ )∥ (ﾟДﾟ )∥
! く´ ＼ ﾍ {XXX'○ {XXX'○ {XXX'○ {XXX'○ {XXX'○ {XXX'○ {XXX'○
＼ ＼ ヽ ﾍ |VVV|∥ |VVV|∥ |VVV|∥ |VVV|∥ |VVV|∥ |VVV|∥ |VVV|∥
(´____＿___ノ ヽ ヘ ~|r'⌒J ~|r'⌒J ~|r'⌒J ~|r'⌒J ~|r'⌒J ~|r'⌒J ~|r'⌒J
｀￣ ￣ ∨__＿___｀)
【 呂産 】
968
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:00:02 ID:89a1e0a1
,. . .-z' ｀: ‐. . . _
. : : : : : :/: : : : : : : : : ｀ヽ、
. ／: : : : : : :': : : : : : : : : : : : : ヽ､‐､‐. .､
／: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ､ ー z ',
／イ: : : : : : : : :ｉ : : : : : : : : : : : : : : : :',￣´: : :,
{: : : : : : : : ∧: : : : : : : : } : : : : : : : ', : : : : }
{: :!: : :{､: ﾒ,＿, : ,.: : :{､_,.斗: :,: : : : : {: : : : :!
ゞ{､ : { ｨｆ示ﾐtゞ{、: :{ ｨzzxヽ}: : : : : ヽ: : : { 呂産に未央宮へ入られると
＼〉 て_ソ ＼{ て_ソ }: : :／ヽ}: : : :＼ 色々とアウトよ
ゝ、 " " ' " "ｰ‐ ': : : : : : :/⌒｀
ﾍ , 、 u /´}: : : : : : ／
ゝ:＼ ｰ' ／ ﾉｲ:{: : ／ なんとしても入宮を阻止しましょ
}イ:〕 - - イ、 ノイ
, -‐ ､ ___,r'´ {、 { ヽ、
/ |:|、 ‘， / ィ-.､
/ !:!ヽ ヽ／ ／ィ¨ヾヽ｀‐ 、
. { , ､r ､ .|:|__ ﾍ ,/ { 〈＿＿}: } ',
/´{ { 〉 〉 _/ﾆﾆﾆ≧x,_ 〉 ――回二二ヽ /´ヽ'ヽ
／{ { ! !'_/´ ﾉﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧〈x,_ .!:!ｬ、 //、 ./ / / } ､
ヽ ゝ!_,{_ﾉﾉ {ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ≧‐|」 ゞ＝ｲ } /{_/ {_,/ }
} { ﾉﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾍ / __} ,‐ '´ } /ヽ
} ゝ - 〈‐ ､ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾍ {/´ /¨´ /｀ゝ'
. / / }ヽ ヽﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ} / / .!
. -=ニ ￣￣ ニ=- .
／ ヽ
/ i
. i |
│ . -=ニ￣￣￣￣￣ニ=- . よし、俺が未央宮へ行く！
└┬ ´ ─┬―､‐─── z ┬―─｀
,′ | ＼ ／ |
! ! ┃┃ ﾄ.
､ `ー‐一' `ー一'ノ
￣ ≧=‐-----┬‐ ´
/ / |!
/ _ i !}
Y´ ｀Y ┌──|⌒ヽ
【 曹窋 】
969
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:02:54 ID:89a1e0a1
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
未央宮へ駆けた呂産は、
内部守備の責任者である衛尉と面会。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
s｡:::::≧s｡≧s｡::::::::ミs｡:::ﾐs｡ ＼
弋ー‐弌ナ__≧s｡:::::::ﾐs｡::ﾐs｡｀丶､
|ｰr‐弌弋 ｀ヽ∟」::::::::::::ﾐs｡::ﾐs｡ ≧=- ..,,＿
≧s｡_,| |￣~|トミﾉ::≧s｡:::::::::::::ﾐs｡::ﾐs｡＿＿__ノ
. l |￣￣￣||￣弌____ノ≧s｡::::::::::ﾐs｡:ﾐis｡
s｡__l |＿＿＿ト 凵￣7＾弌_ﾉ-ﾐs｡:::::::ﾐs｡:ﾐs｡ ＿
|￣::::::|≧s｡￣ ≧s弌_ノ|＾YTーt r'≧s｡::::ﾐs｡:ﾐs｡ .／三三ﾆヽ
| ::::|──≧s｡ ｀｀rr─ゝ‐r'YY＾灯二ア:::ミs｡ﾐs｡ ./ニ三三三ﾆ`、
| ::::|＿＿＿＿＿≧s｡ ||＿＿__ト弌_ﾉﾉ弋弋ナs｡ミs｡::ミs｡ｰ- .,_ {ﾆ三衛尉三ﾆﾉ
|＿___,|-=ﾆ￣￣≧o｡|: ::::::|≧s｡ ｀弌─‐r'´≧z{＾Yミs｡:::ミs｡ ｀`¨ア .',三三三三ﾐ/
|: ／) | ｀`'''＜＿|: ::::::|＿＿__≧s｡::|─‐┘ミ凵弋ﾅﾅ≧ｧｧ::::::＼／ .',ﾐ三三三ﾐﾉｭ
|::(_ソ | .|:::||＿__|≧s｡___::,| :::|三≧s｡ |＿__ﾄ､二二「l＾＾＾ ._.,/ニ三三ﾐ/テ
|弋 : (| lﾏﾆT.=┐ .|:::||弋) |. ￣|::|≧| .::|______,|~~ﾞ|≧s｡,_|＿_|//ﾞミs｡ _,, ．‐''ﾆ三三三三.`- ．,_
|＼):::ｉ| | |_ｌ||_ﾛ | .|:::||＼( |‐ｭ .|::|三|￣ﾞ|::|‐||^|,,,,,,|//丁:ﾞ|777777777ミihs｡.,_ f´.三三三三三三三三三三｀'' ､
|:l:l〈::: | |/__||/Ⅵ . |:::||:l:|::|:|_|| |::|_||:|::::: |::|‐||^|::::::|７ﾐ |,,,,|///////////ミs｡＾㍉lﾆ三三三三三三三三三三三ﾆ',
|从_)(:| | |_ｌ||_ﾛ | .|:::|l从ﾉ:|_|| |::|／|:::: :|::|ｰﾄ::|::::::| l＾^|::::|.ＴTｰ‐TTｰｰTTT≧:.ﾌ!.ﾆ三三三三三三三三三三三ミ',_
|::::::: (:| |/__||__Ⅵ |:::||乂) |_|| _rヶぅ,|::::: |::|二`|::::::|_|;;; |::::|;;|::|;;;;;;;;|:|;;;;;;;;;|:||:|ｰ弌l.ﾆ三三三三三三三三三三三三',ｰァ
|-=ミ､|───---|:::||⌒ｰ|／( (ﾟ_rｿ:::: |::|;|二|::::::|ﾆﾆ:|::::|三三三三三三テ_,,,,|.!ニ三三三三三三三三三三三三',7ァｧs｡..,,_,
|::::: :: ,|二二||二二二|､___ﾚ{ / (＾ヽ: :: |::|;;|ﾆ:|::::::|:| ;; |::::|;;Y|_|ﾆﾌﾏY|_|‐ァ'ｰｰ |..',三三三三三三三三三三三三三iｰ弌テ彡
|ｰ=彡|-----------|＿弋乂＿ゝ__ﾉ‐:ｉ|┴‐.┴::┴'‐┴┤弋ﾅ＿__弋ﾅ| .:|:| ',ニ三三三三三三三三三三三ﾆ.l─‐|:|
二二二二二二二二──|:|:::::::::::::::::||::::i|￣￣￣￣￣＿二二ﾆ='=========┴┴',ﾆ三三三三三三三三三三三ミ.l｡.,|:|
二二二二二二二二二二|:|:::::::::::::::::i{::::i{￣￣￣￣￣ ',ニ三三三三三三三三三ﾆlｰ-┘||||「∩
二二二二ﾆﾆ==── ￣￣￣￣￣ .|ﾆ三三三三三三三三三三.l ｀'ミ|||凵
┏━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
なおこの衛尉の名は記録されていない。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━┛
970
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:04:28 ID:89a1e0a1
-‐━‐-
｡ｚ≦´ ｀≧ｓ｡
｡ｚ≦´ ｀≧ｓ｡
〃 ヽ
j{ }i
j{ }i
j{ }i
j{ .......-‐...........¨￣..........ﾆ =---､_ 〔 新たに北軍の将軍となった
',｡ｚ≦::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::¨≧ｓ｡ 周勃殿からの命令である！
´─,─┬──＼── ／──=┬ァ…¨ﾟ´
〈 | 炒 炒 ! ヽ
' , ｨ ﾟ 門を閉じ、呂産を内部へ入れるな！
,, ,z-‐ ￣｀¨ =----= ¨´￣≧ｓ｡.. ,,
x＜´ `:､ ／j} ,____________, {iヽ x＜´ ｀ヽ
/ ヽ/ l .{::::::::::::::::::::::} l 丶／ 丶
l ', .〈. ﾞ¨¨¨¨¨¨¨´ 〉 / l
', l ≧ｓ｡＿＿_｡ｚ≦ .l /
＼ / ｡ｚ≦{ }≧ｓ｡∨ .／
＞=----=＜.´..............', /............｀＞=----=＜
｡ｚ≦:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::＼ ／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::≧ｓ｡
〈::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::)(:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::〉
｀￣¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨￣￣ ｀￣￣¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨¨￣´
.＿
／ﾆ三ミ.＼
.,'ﾆ三三三三ヽ
.'､ﾆ三衛尉三ﾐ}
.`,ニ三三三ﾐ,' …………承知しました
'、ニ三三ﾐ,'
.'､ﾆ三三ﾐ`､._
_ ,, ．-''ﾆ三三三ﾐニ＝‐- ．,,
,.'ﾆ三三三三三三三三三三三ﾐ＼
／三三三三三三三三三三三三三ミ`',
._／三三三三三三三三三三三三三三三三＼
／ﾆ三三三三三三三三三三三三三三三三三三＼
. ／ﾐ三三三三三三三三三三三三三三三ミヘ三三三三ヽ
.／ニ三ニ,． '" i三三三三三三三三三三三ﾐ/ ` .､三三三ヽ
',ニ三ﾐ､‐' .lニ三三三三三三三三三ニ,' 7ﾆ三三ミ〉
..'.,三三', .l三三三三三三三三三三ﾐ,' ./三三三,.'
.`、三.`、 ｌ三三三三三三三三三三ﾐl .,.'三三ミ, '
`、ﾆミ`、 .lﾆ三三三三三三三三三三.l ／ﾆ三ミ, '
971
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:07:04 ID:89a1e0a1
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
未央宮の衛尉にとって、
北軍将軍は直属の上官にあたる。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
エ エ|//l 77＼ ＼夫l夫l夫l天l天天天天_天天天天|天|夫|夫|夫／ ／77|//|エ エ
エ .|//|'７７７＼ ＼夫|天|天|_ｨ≦￣Yi:￣:iY￣≧､.|天|天|夫 ／ ／7777|//| エ
エ エ|//l ＼7777＼ ＼／´ヾ. ﾏ 、 .| ! .| l ./ ,r'｀iヽ、／ ／７７７／|//|エ エ
エ .|//|xxx＼7777＼ ,`＜ ,ﾍ__∨＿.|_|＿.|_|＿/__/ ＞'、／7777／Xｘ|//| エ
エ エ|//|'XXXｘ＼＿/´＞ 、>'´ : : | | | : :｀ ''< ,_＜´ﾍ＿_／'XXX,|//|エ エ
エ .|//|XXXXxl工 {＿＿/ . : : | | l : : V＿＿}.工!'XXXX,|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ｜ | : : : | | l : : : :| ｜エエ|XXXXx|//|エ エ
エ .|//|XXXXx|エエ｜ | : : (｀ | | l ´) : : :| ｜エエ|XXXXx|//| エ _ ,、[| [| .,､＿_ _
エ エ|//|XXXXx|エエ｜ |==l{====)==-| | |-==(====}!==| ｜エエ|XXXXx|//|エ エ / ハヽ、 //､7/ .// 、 「.| .「.|
エ .|//lx ､.λｨ;|エエ｜ | : : (_, | | | ､) : : :| ｜エエl;､λ.ｨ x|//| エ <／ ＼> .´ .// //＿_」ﾍ _ .l」 l」
エ エ|//|x .)νﾉ;|エエ｜ | : : : | | l : : : :| ｜エエl; )νﾉ.ｘ|//|エ エ ／' ‘ー―‐ V ツ’ ﾛ .ﾛ
エ .|//|X,ﾏY7x|エエ｜ | : : : | | l : : : :| ｜エエ|xﾏY7'X|//| エ
エ エ|//lXX∨ x|エエ｜ | : : : | | l : : : :| ｜エエ|'ｘ∨XX|//|エ エ
エ .|//|XXXXx|エエ｜ | : : (｀ | | l ´) : : :| ｜エエ|XXXXx|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ｜ |==l{====)==-| | |-==(====}!==| ｜エエ|XXXXx|//|エ エ
エ .|//|XXXXx|エエ｜ | : : (_, | | | ､) : : :| ｜エエ|XXXXx|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ｜ | : : : | | l : : : :| ｜エエ|XXXXx|//|エ エ
エ .|//|XXXXx|エエ｜ | : : : | | l : : : :| ｜エエ|XXXXx|//| エ
エ エ|//|XXXXx|エエ｜ | : : : | | l : : : :| ｜エエ|XXXXx|//|エ エ
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
┏━━━━━━━━━━━━───
┃
命令に従い、門は閉じられた。
┃
───━━━━━━━━━━━━┛
972
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:09:04 ID:89a1e0a1
. -=ニ ￣￣ ニ=- .
／ ヽ
/ i
. i |
│ . -=ニ￣￣￣￣￣ニ=- . ふぅ、これで呂産の入宮は阻止できるぞ
└┬ ´ ─┬──────┬─―｀
,′ | ┃┃ | (⌒)
! ! ﾄ. 三 ⌒) ……しかし、成功しといてなんだが
､ `ー‐一' `ー一'ノ ( _ﾉ¨
￣ ≧=‐-----┬‐ ´
/ / |!
/ _ i !}
Y´ ｀Y ┌──|⌒ヽ
, ' ⌒ヽ
ヽ ？ノ
＿＿_ |／
. -= "￣￣￣￣∧
. -= " '∧＿＿
〃 _ . -= " .ノ
|| _ . -= " . -＜￣
∨. ／ . =‐ " ＼
∨.＿ 」 =‐ " ． ＼ あいつなんでまだ入宮してないのん？
ｰ┬ " ． .
|| 》
|| ∧ =‐ ´
|| !_ﾉ . =‐ ´
ﾐ＿＿＿ =‐ "￣'. ヽ
/ _ | '. i.
Y´ ｀Y┌─―‐|⌒ヽ
973
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:09:38 ID:89a1e0a1
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974
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:10:36 ID:89a1e0a1
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
乱については多少、時間経過が分かっている。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿＿_
／l＿＿＿＿＿＿l＼
／／ ＿＿＿＿＿ ＼＼..
／／ ／11 12 １＼ ＼＼..
|￣| /10. .２ヽ |￣|::..
| | .| | | |;::::
| | .|９ ,.･――‐ ３| | |;::::
| | .| / | | |;::::
|＿| ヽ８ ４/ |＿|;::::
＼＼ ＼ ７ ６ ５／ ／／;::::
＼＼ ￣￣￣￣￣ ／／;::::
l＼l￣￣￣￣￣￣l／l;;:::
／ ￣￣￣￣￣￣ .＼;;::::
|＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿__.|;;::::
975
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:12:34 ID:89a1e0a1
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
まず賈寿が呂産と会い、入宮を急かした時。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_＿＿_, -‐ ￣￣￣￣￣ ｀丶､
／´ ＼
´￣ ＞ ＼
／ ヽ
/:::::／::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::;ｨ:::::::::::::::::∧::::::::::::::'.
/::::〃:::::::::::::ヽ:::::::::;ｨク::::::::/ |:::ハ::::::::::::::l::::::::::::::|
＼ /／/::::::::::::::::::__`x'´ /:::::::::/ j/_,斗::::::::::/::::::::::::::l
. ―‐- /'´／⌒V::::::;〃ｱf心ヾ::::::::ナ孑ｩ≠ﾐ:::::::/::::::::::::::::| 斉王と灌嬰が手を組んで
. --― / V::小:::::{ﾄ ｲ| |::::ﾙﾞ f{ノ::Ⅵ ∨/:::::::::::::::::| 呂氏を誅滅しようとしている！
_, -'´ { Ⅵ:::::::::Vﾋｿ ﾚﾞ |ﾄｰｲｿ／V:::::::::::::::::::|
∧ ',|::::::::::| ' -― .` ｰ´ /:::::/ヽ:::::::／
ﾚ ﾍ、 ヽ::::::::| f ） /:::::/_ノ:::／ さあ、早く未央宮へ入るんだ！
＼ j/⌒＼＞ゝ .. ＿／ ∠__／∨／
`／ ＼ ._|_, -―＜ ￣|
_＿/ ／ ﾏ'弋 ヽ
／ { / ／ ∨ﾍ ∧
（_＿＿_`ｰ{ ＿,／ |川. |
`ーr‐ゝ､_,∠ ノ|川. |
| | ノ// l
＼ ＼／ // /／ |
【 賈寿 】
976
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:14:46 ID:89a1e0a1
┏━━━━━━━━───
┃
これが「旦（早朝）」。
┃
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977
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:17:35 ID:89a1e0a1
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
そしてこの後、呂産がぶち殺されるのが、
「日餔時」、すなわち午後三時～五時。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
_＿＿＿＿_
（⊂二二二⊃）
￣￣￣￣
, -─‐──‐-､
／ ﾟ ＼
／ ; ゜ ° ＼
l U ; ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;; l⌒ '"⌒ ヽ、
|;;;;;;;;;;;;;;;;;; u. ; |ｰ ＼
. ! u. _ノ′ヽ､__ ∪ ,; ＼ ,rｰ､
ゝ｡(（-‐） ;;;;;;;;;;;)::｡ i'′⌒￣￣`￣￣￣ヾ｀ヽ ヽ
（ ヽ'" ' "'__ ,ノ ヽ､_＿＿＿"_＿＿,､___ｿﾉ__ﾉ
´ ´ `ﾟ~゜´＾" ´~`ﾟ゜｀⌒ ´"´´ﾟ＾ﾟ＾ ~゜ﾟ`´＾ﾞ＾ ＾´'゜´＾ﾟ´ 'ﾟ＾´ﾞ ＾ ﾟ゜
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
周勃が北軍を掌握したのが、
それより一～三時間ほど前だろうか。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
978
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:19:50 ID:89a1e0a1
┏━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
そこに至るまででも、
周勃らは幾つもの行動を経ており、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━┛
┌────────────────────┐
│ ....│
│ ・周勃が北軍へ入ろうとするが失敗 ...│
│ ....│
│ ・紀通が節を持ち出し、周勃へ渡す ...│
│ ....│
│ ・劉揭と酈寄が呂禄を説得 │
│ ....│
│ ・周勃が北軍を掌握 │
│ ....│
│ ・曹窋が未央宮へ行き衛尉へ命令 .│
│ ....│
└────────────────────┘
979
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:20:17 ID:a976bebd
超高速クーデター
980
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:21:19 ID:89a1e0a1
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
呂産には四～六時間程度、
時間のアドバンテージがあったはずである。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
| |;:::
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿| ＿＿＿＿＿＿_ |;;;;＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣l／l＿＿＿＿＿＿l＼|;;::￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣
ｺﾁｯ ／／ ＿＿＿＿＿ ＼＼..
／／ ／11 12 １＼ ＼＼..
|￣| /10. .２ヽ |￣|::..
| | .| | | |;::::
| | .|９ ,.･――‐ ３| | |;:::: ｺﾁｯ
| | .| / | | |;::::
|＿| ヽ８ ４/ |＿|;::::
＼＼ ＼ ７ ６ ５／ ／／;::::
＼＼ ￣￣￣￣￣ ／／;::::
l＼l￣￣￣￣￣￣l／l;;:::
ｺﾁｯ | |￣￣￣￣￣￣|::::|;;::
| | ＿＿＿＿__ |::::|;;::
| | |;:: //' | |::::|;;::
| | |;::/⌒ヽ | |::::|;;::
| | |;::ヽ__ノ .| |::::|;;::
|. ＼＼ ,／／::: |;;::
| ＼＼／／::::: |;;::
| ＼／::::: |;;::
| ::: |;;::
981
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:23:12 ID:89a1e0a1
┏━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
にもかかわらずこの男は、
曹窋が衛尉に命令した時点で、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿_
／ ＼
／ ― ― ＼
／ （●） （●） ＼
| ' |
＼ ￣ ／
ノ ＼
982
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:24:23 ID:89a1e0a1
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
まだ未央宮へたどり着いてすらいなかった。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
, ' ⌒ヽ
( ∧ )
ヽ廴) ノ
|／
＿＿＿_
／ ＼
／ ⌒ ⌒ ＼
／ u （＝） （＝） ＼
| __´___ |
＼ `ー'´ ／
983
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:26:36 ID:89a1e0a1
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
いったいこの間、
呂産がどこで何をしていたのかは、
一切記録が存在せず、歴史の謎である。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
. ――､ r――┐ ――､
< <￣＼＼ Ｌ|￣］│ <／￣> >
＼> < < | r┘ 一'／
＼> |_| <／￣
<> ロ <>
┌─ ┐ r┐＿____ 匚 |
| ［￣|└┐ 口 ￣└‐┐|____| |
└┘ ￣ └─ ┘
<> ロ <>
＿／> Γ| <＼
／ 一' r┘｣ > > <＼
. < <＿／> | ［＿冂 ＼＼＿/ /
ｰ一' └─―┘ ー一'
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
この時間ロスが無ければ、
陳平らのクーデターは失敗に終わったろう。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
984
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:27:20 ID:89a1e0a1
┌───────────────────────┐
│ │
│ │
│ さらにもう一つ、頭を抱えたくなる謎がある ....│
│ │
│ │
└───────────────────────┘
985
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:28:34 ID:89a1e0a1
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
呂産が呂禄と連絡を取り合った様子が、
全く無いのである。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
＿＿＿＿＿
/:::::::::::::::::::::::::::.＼
|.::/⌒Ｙ⌒ヽ:::::::::::.|
| ノ ＼ ｉ:::::::|
＿＿＿_ |（─） （─ ） 〈::::::|
／ ＼ (⌒（__人__）⌒:::: @）
／ _,ﾉ ー ＼ | |r┬-| u |
／ （●） （●） ヽ ＼ `ー'´ ／
| u. ' | ,-- ゝーー ___／ /ゝ--、
＼ - ― ／ ｲ / |.!､ _____ ／ ノ | i
／ ＼ | i |,／(__）ヽ／ | l
【 呂禄 】
986
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:29:59 ID:a976bebd
理屈で考えるとしたら、賈寿のもたらした情報が本当かどうか半信半疑で裏取りしてから本格行動しようと考えたとか？
987
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:30:32 ID:89a1e0a1
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┃
曹窋が衛尉に命令した後、
ようやくにして呂産は未央宮へ到着。
┃
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tz≦////////////////≧=zｧ
_,.｡s≦ﾌﾌﾌﾌﾌﾌﾌﾌﾌﾌﾌﾌﾌﾌﾌﾌﾌﾌ≧=-s｡.,
/＞tttttttttttttttttttttttttttttttttttttttく
tzz=≦//////////////////////////////////≧=zzzzzzｧ
_/＾＾＾弌テ^^^弌テ^^弌_テ^^^^^^^弌_テ^^弌_テ^^弌テ^^^ア
`弌二,イY⌒Ｙ |:|:|￣~:|:|:|~~|l]][[|| |]][||￣￣ |::|Y⌒Y:|:|ﾆア
...::::::::xi(／|:|弋_丿 |:|:|:(__):|:|:|::: ||::::: || |::: ||::(__):: |::|弋_丿|:|
‐┬‐┬‐┬ |￣|￣|￣|￣|￣|￣|￣|￣|￣|￣|─┴ｭ__||_|‐┴┘￣|￣|￣|￣|￣|￣|￣|￣|￣|￣|┬┬┬┬
. j{ r┬┬┬┬┬ｭ_ j{:;:;
j{￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣¨|￣￣￣￣￣:::|──────────────j{:;:;:;
￣￣￣￣ j{￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣~:|:::::＿＿_::::: :: ::| ＿ j{:;:;:;
.￣￣￣￣j{￣￣￣￣￣￣~ ／二二＼￣￣￣|ｨ㌻￣￣＼::::::|￣￣~,ｨ㌻~＼￣￣￣￣￣￣￣￣j{;:;:;:
￣￣￣￣j{￣￣￣￣￣￣,ｨﾀﾞ;;;;;;;;;;;;;;;ﾏ:,￣￣~ﾞ|:|￣ヽ;;;;;;;;;; |:::::|￣~ﾞ,ｨﾀ´ヾ;;;;;;､＼￣￣￣￣￣￣¨j{;:;:;:;
￣￣￣~~j{￣￣￣￣￣￣ﾞ|:|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:|￣￣~ﾞ|:| |;;;;;;;;; |:::::|￣~ﾞ:|:|///|;;;;;;;ﾞ|:|￣￣￣￣￣￣~j{;:;:;:;:
ﾞ￣￣￣~j{￣￣￣￣￣￣~|:|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:|￣￣~ﾞ|:| |;;;;;;;;; |:::::|￣~ﾞ:|:|///|;;;;;;;ﾞ|:|￣￣￣￣￣￣ j{;:;:;:;:
───‐j{＿＿＿＿＿＿__|:|;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;|:|ﾆ二 ┴─-- ｡｡.」;;;;;|─‐┴───┴──────‐'──
: : : : : : : : : : : : : :｀ﾞ''ミぅs｡., ￣⌒ﾞ''～‐-=ﾆ二＿;';';';';';';';';';';';';';';';';'￣⌒ﾞﾞ'''～ー‐-----
: : : : : : : : : : : : : : : : : :ミぅs｡., ￣⌒"''～=ﾆ二＿;';';';';';';';';';';';';';';';';'
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : ミぅs｡., - －、 ￣ﾞﾞ"'''～ー-
: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :ミぅs｡., /￣￣| ● ●） ヽ
/ |.､-'- ノ
（＼＿／￣(⊂ P）〈￣￣〉 ／
＼ o/◯）＿o⌒) 『 ）￣￣）∩
//＝//∩ / / /￣￣＼o ＼
／ ／⌒/ / 重（＿_） ＼ ＼
（￣（ / /） ○（〇）＝＝<二二二<
＼＿／ ￣￣￣＼＿／
988
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:32:35 ID:89a1e0a1
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┃
だが衛尉によって、内部へ入ることを拒まれた。
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───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
エ エ|//l 77＼ ＼夫l夫l夫l天l天天天天_天天天天|天|夫|夫|夫／ ／77|//|エ エ
エ .|//|'７７７＼ ＼夫|天|天|_ｨ≦￣Yi:￣:iY￣≧､.|天|天|夫 ／ ／7777|//| エ
エ エ|//l ＼7777＼ ＼／´ヾ. ﾏ 、 .| ! .| l ./ ,r'｀iヽ、／ ／７７７／|//|エ エ
エ .|//|xxx＼7777＼ ,`＜ ,ﾍ__∨＿.|_|＿.|_|＿/__/ ＞'、／7777／Xｘ|//| エ＿
エ エ|//|'XXXｘ＼＿/´＞ 、>'´ : : | | | : :｀ ''< ,_＜´ﾍ＿_／'XXX,|//.／三三ﾆヽ
エ .|//|XXXXxl工 {＿＿/ . : : | | l : : V＿＿}.工!'XXXX,|/./ニ三三三ﾆ`、
エ エ|//|XXXXx|エエ｜ | : : : | | l : : : :| ｜エエ|XXXXx|/{ﾆ三三三三ﾆﾉ
エ .|//|XXXXx|エエ｜ | : : (｀ | | l ´) : : :| ｜エエ|XXXXx|/.',三三三三ﾐ/
エ エ|//|XXXXx|エエ｜ |==l{====)==-| | |-==(====}!==| ｜エエ|XXXXx|/.',ﾐ三三三ﾐﾉ お通しできません！
エ .|//lx ､.λｨ;|エエ｜ | : : (_, | | | ､) : : :| ｜エエl;､λ.ｨ x._.,/ニ三三ﾐ/
エ エ|//|x .)νﾉ;|エエ｜ | : : : | | l : : : :| ｜エエ_,, ．‐''ﾆ三三三三.`- ．,_
エ .|//|X,ﾏY7x|エエ｜ | : : : | | l : : : :| ｜エf´.三三三三三三三三三三｀'' ､
エ エ|//lXX∨ x|エエ｜ | : : : | | l : : : :| ｜エlﾆ三三三三三三三三三三三ﾆ',
エ .|//|XXXXx|エエ｜ | : : (｀ | | l ´) : : :| ｜エ!.ﾆ三三三三三三三三三三三ミ',
エ エ|//|XXXXx|エエ｜ |==l{====)==-| | |-==(====}!==| ｜エl.ﾆ三三三三三三三三三三三三',
エ .|//|XXXXx|エエ｜ | : : (_, | | | ､) : : :| ｜エ.!ニ三三三三三三三三三三三三',
エ エ|//|XXXXx|エエ｜ | : : : | | l : : : :| ｜エ..',三三三三三三三三三三三三三i
エ .|//|XXXXx|エエ｜ | : : : | | l : : : :| ｜エエ',ニ三三三三三三三三三三三ﾆ.l
エ エ|//|XXXXx|エエ｜ | : : : | | l : : : :| ｜エエ',ﾆ三三三三三三三三三三三ミ.l
￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣ ',ニ三三三三三三三三三ﾆlｰ-┘
.|ﾆ三三三三三三三三三三.l
989
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:33:57 ID:9784b030
イエスマンがいきなり重大事の総責任背負わされて
決断できない＆周りから話聞きまくったりして決断保留保留で流されてた疑惑
990
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:35:48 ID:89a1e0a1
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
すると呂産はそのまま、門前をウロウロし始めるのだ。
（ 原文 ： 殿門弗得入、裴回往来）
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＿_|＿＿|＿＿|＿ , ‐''´ .＿＿＿＿＿ ｀''‐.,＿_|＿＿|＿＿|＿＿
＿_|＿＿|＿＿|＿_／, ‐''‐''´ | .｀''‐.,＼＿_|＿＿|＿＿|＿＿
_＿＿|＿＿|＿＿/;;/ | 丶ヽ＿＿|＿＿|＿＿
＿|＿＿|＿＿|＿|;;;|li .| .il|;;;|＿|＿＿|＿＿|＿
_＿＿|＿＿|＿＿|;;;|li .| .il|;;;|＿＿|＿＿|＿＿
＿|＿＿|＿＿|＿|;;;|li .| .il|;;;|＿|＿＿|＿＿|＿
_＿＿|＿＿|＿＿|;;;|li ／ | ＼ il|;;;|＿＿|＿＿|＿＿
＿|＿＿|＿＿|＿|;;;|li ＿| | .|＿ .il|;;;|＿|＿＿|＿＿|＿
_＿＿|＿＿|＿＿|;;;|li .| .il|;;;|＿＿|＿＿ .∧
＿|＿＿|＿＿|＿|;;;|li .| .il|;;;|＿|＿＿| <○>
_＿＿|＿＿|＿＿|;;;|li .| .il|;;;|＿＿| ∧∧ ||.＿
＿|＿＿|＿＿|＿|;;;|li .| .il|;;;|＿| (・∀・).|.|＿
.＿＿＿＿＿＿＿|;;;|li＿＿＿＿＿|＿＿＿＿＿_il|;;;|＿＿.（ つ
∪∪ ||
. ＿＿＿_
. ／ ＼
／ ノ ヽ ＼
, -─ ／ （○） （○） ヽ あれれ～？ なんで入れないんだ？
, ‐弋＿＿ | ´ |
弋＿＿ .. ＼ ⌒ u ／
> < ‐-､
（ | / ） ＿＿,ナ‐､
. `| /' __＿,ノ ｳﾛｳﾛ…
. | ｒ /
ヽ ヽ／
>__ノ;:::......
991
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:37:38 ID:89a1e0a1
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
史記はこの呂産の行動について、
はっきりとこう書いている。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
「｀' ―- ､,_ ∠､ ―――- ､ __／ l
ヽ. ／ ＼ l
ヽ. ／ ,ｨ ＼ ハ
＼ / / / / l i ヽ ヽ ＼ / l
/ j .ﾊ j l ヽヽ ヽ ヽ ＼ ＼ `<、 l
.j / l_l_ l l ヽヽヽ_ヽ__`__.＼ ＼＼-､ .l
. ｌ |. ｌ ｌ ﾊ ｌ 弋 ＼＼＼ ＼＼> ヽ＼｀ﾄ､
.l li .l l l fTﾃヽ ＼ 'Τ圷ヽ､:f ( ｀ナ､ ＼＼
l l.l l ｌ ﾊ .b::::l b:::::::::ｌ | ﾉ ノ| l＼､ 呂禄がすでに北軍を去っていたことを
', ,ヽヽ､ l ﾍ弋n! .ﾋ辷ッ |‐'´l l l
ヽ ＼＼ ﾍ "" ' __ "" ,ｲ |. i l l l
ヽ }i| ＼＞.､ ヽ ） ／ .ｉ|:|__. i l ｌ ﾊ 呂産は知らなかった
jj.l i. /: l l |l:＞.､イ ﾉ | >,‐ ､_ヽ ヽ
〃ﾉ// l | |ｌ, ｲ|_ __／ || .∧ _,. ＞､ ＼
ノ ノ_ｨ ﾉ /l l／ | ｨl |ﾊ . |ﾚ //´／ ヽ,､. ＼
' ノ / / rl || lﾊ| || ヽ,/.!|. // / ハ ＼ ＼
／ / / .l.| || ,.-H-､ ∨ﾘ // / / / ヽ、＼ ＼
／__,∠∠_＿_ l| || 〈/7介､ ＼__,//_/ ｌ / |_ ＼`､‐､
／ f ＼ | || ,ｲ| .l l>'´ ＼￣＼ / V 人 ヽ､＼＼
/ ／ ', l i i 、 .ｉｌ l || ./ﾊ| L| ､ , ヽ ヽ＼ V. ヽ ＼＼
/ / / `'L_! .l {ﾄ r| l !V/ .{{ | .| | l. ｪ_l ', ｀‐-< ヽ ヽ ヽ l
./ / / // 「¨ｾン' | ﾍ / }} ｀|`-L,_L,ｲ } `＼＼ ＼ リ
/ ./ // 入 / .人 ｌ! ○ ヽ / / l } ＼ ＼
【 司馬遷 】
992
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:41:28 ID:89a1e0a1
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
つまり呂産はこの時点で、
北軍が周勃に奪われたことを、
全く察知しておらず、
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
. ――､ r――┐ ――､
< <￣＼＼ Ｌ|￣］│ <／￣> >
＼> < < | r┘ 一'／
＼> |_| <／￣
<> ロ <>
┌─ ┐ r┐＿____ 匚 |
| ［￣|└┐ 口 ＿＿ ￣└‐┐|____| |
└┘ ￣ _..-''''ﾞﾞﾞ´ ﾞﾞﾞﾞ'''ｰ,,、└─ ┘
.／ U ＼
, ' ＿＿＿ ＿＿ .ヽ
./ （ ● .） （ ● ) '., 未央宮守備の最高責任者は
/ u . ￣￣￣ ￣￣ '., 呂禄殿でしょ？
. .,' ､ .l
l U ＿＿＿＿ l
.'., （ ） ,' なんで彼が私の入宮を拒むんだ？
. ' , ￣￣￣￣ ／
ゝ、 ／
／｀ ー――――― ‐=''' く わけがわからないよ……
／ ＼
/ ヽ
. /. ',
/ / i l
. / | | |
| | | |
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
ただただその場で困惑し続けるだけだったというわけである。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
993
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:44:46 ID:89a1e0a1
┏━━━━━━━━━━━━━━───
┃
入宮を特に急がず、
呂禄とも連絡を取ってない呂産。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━┛
----.
｀
／ ＼
/
/
-― ´ ｀ ― - ！
′ ！
| r´ ｀ヽ r´ ｀ヽ ！
l l U |
ヽ_ f;;;;j; ヽ_ f;;;;j;
_..."''"´ ﾉ "''"´ ,′
｀ ｀ u. /
人 ij く
＼ ┌―‐ ､ ／ ＼
／ ＼`ー―┘ -‐ ＼
/ ≧=--=≦ ＼
＼
ｌ ＼
┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━───
┃
この不可思議な行動が
意味するものはなんなのだろうか……。
┃
───━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
994
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:45:13 ID:89a1e0a1
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995
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:47:05 ID:a976bebd
危機感を全く持っていなかったわけでもないだろうから、
不測の事態に何をすればいいのか分からない＆側近にも親身になって的確に助言できる人材がいなかったとか？
996
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:47:19 ID:89a1e0a1
ｨ:7 ７７７７≧ｰ
ｲ: :.Vｰｰｰｰ＞＜二: :＼
/才 { ／ 个辷: : : ＼
./艾⌒寸／{≧'⌒寸::l辷: : : ハ
乂ﾊ.Y二ﾆY Y rﾃ寸:|辷: : : : ::.
( 八.}.{二二} l ¨¨≧{::| ≦⌒Y::: 「呂氏の乱」と呼ばれる事件は
/ 从乂才〈ｰ ', .八乂二 ) l.}:| 超基本的な部分から
{ ( .∧ - - ＼ ￣¨¨V/:.| 洗い直していかないと分析ができん
／ :∧wv r-- vww,, 寸 ｰrｲ : :{
/: /: Wv｀二⌒ WW)}V U: :.∧
./: : : V/ """ ﾊV 乂: : : :∧ 陳平らは本当に劉氏を安んじる者なのか
＿＿／: : : : :.V//{ | }V/}／ 八: : : : 人
: : : : : : : : : : : 乂/ﾑﾑ才 ｲ: : : : : : : : :
: : : : : : : : :.／| ::::::::::::／/ ﾉ: : : : : : : : : 彼らは手を組んでいたのか、などなどだ
: : : : : : : :/ /::| ::::::::/ /ｰ=彡: : : : : : : : : :
: : :/￣ ./ /:::::| :::::｢ / 艾__乂: : : : : : : :廴
ﾆ7 ./ /|::::八 ::j / ハ: : : : : : {
./ ./:::| } ／ ﾉ: : : : : : ﾊ
【 項梁 】
,ィﾃ州州ｚ､＿
,ｲﾐ;州州州州ﾘｲﾊ､_
,仁三ﾐ州州川|ｌｌｲ彡ｲﾐi、
,ｲf三ｲ´｀`｀ヾﾘ州州彡'三ﾐi
lイl彡!ﾊ ｀`'´〈ﾂ〈三ミﾄ､
//ｲ|ｲ!| l ﾏﾐﾊ.l
メl l .ｲィｷ≧ｘ_ l.| ィｧ＝ｷﾘﾄﾘ|ミ=―'´ そしてここでもう一度
イ／ﾊ,ｌ | ,イ////ム彡",ｨ=ｷミ､ lﾐｘ_,ｨ仁ミx 基本的なことを問う
／ .l i 彡'ﾊ,|.!//////ﾘ'./,ｲィモﾃｦ ,ﾊ l三≧ﾐｘ |li
`―彡＝彡ｲ彡州ｷ‐ﾐ三彡!' ﾊ `ー｀´ /ﾉ/三ミｘ ﾘ,ｨ仁ﾐｘ
ｲl彡'フ〃,ﾘ州州ｷr―..、 .ハ ./イ州ﾐ三三彡' ﾘ
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./ .〃 .ll ｌ .l .| .ｌl :::::::::::/ / l|li l V .l 州ﾄ lﾘー=ﾊ ヽ ､
/ l| l リ l ,' / ｌﾄ､ ヽ ヽ::::::/ / ,ｲ|ﾄ､ｌ Ｖ .ヽﾍﾐ=l `、 l l. ヽ
,f´l .l| l ,'〃 ||､.ヽ ヽ / ｲ .l.|!,ｲl V l .l l .| ll ﾊ
.／l | | | / / ||ﾐ､ヽ、 ′ ,.ｲ|..::ハ ヽ ヽ l .l! l l
997
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:48:56 ID:89a1e0a1
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s｡:::::≧s｡≧s｡::::::::ミs｡:::ﾐs｡ ＼
弋ー‐弌ナ__≧s｡:::::::ﾐs｡::ﾐs｡｀丶､ ／￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣￣＼
|ｰr‐弌弋 ｀ヽ∟」::::::::::::ﾐs｡::ﾐs｡ ≧=- ..,,＿ | 呂産は未央宮へ入って │
≧s｡_,| |￣~|トミﾉ::≧s｡:::::::::::::ﾐs｡::ﾐs｡＿＿__ノ | なにをしようと考えていたのか？ │
. l |￣￣￣||￣弌____ノ≧s｡::::::::::ﾐs｡:ﾐis｡ ＼＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿／
s｡__l |＿＿＿ト 凵￣7＾弌_ﾉ-ﾐs｡:::::::ﾐs｡:ﾐs｡
|￣::::::|≧s｡￣ ≧s弌_ノ|＾YTーt r'≧s｡::::ﾐs｡:ﾐs｡
| ::::|──≧s｡ ｀｀rr─ゝ‐r'YY＾灯二ア:::ミs｡ﾐs｡
| ::::|＿＿＿＿＿≧s｡ ||＿＿__ト弌_ﾉﾉ弋弋ナs｡ミs｡::ミs｡ｰ- .,_
|＿___,|-=ﾆ￣￣≧o｡|: ::::::|≧s｡ ｀弌─‐r'´≧z{＾Yミs｡:::ミs｡ ｀`¨ア .i
|: ／) | ｀`'''＜＿|: ::::::|＿＿__≧s｡::|─‐┘ミ凵弋ﾅﾅ≧ｧｧ::::::＼／ rz≦≧zｭ
|::(_ソ | .|:::||＿__|≧s｡___::,| :::|三≧s｡ |＿__ﾄ､二二「l＾＾＾ 弌竺竺竺テ
|弋 : (| lﾏﾆT.=┐ .|:::||弋) |. ￣|::|≧| .::|______,|~~ﾞ|≧s｡,_|＿_|//ﾞミs｡ ,|:|i:口i:|:|､
|＼):::ｉ| | |_ｌ||_ﾛ | .|:::||＼( |‐ｭ .|::|三|￣ﾞ|::|‐||^|,,,,,,|//丁:ﾞ|777777777ミihs｡.,_ 弌ZZZZZＺテ
|:l:l〈::: | |/__||/Ⅵ . |:::||:l:|::|:|_|| |::|_||:|::::: |::|‐||^|::::::|７ﾐ |,,,,|///////////ミs｡＾㍉｡.,_ __|i:i口i:i|＿
|从_)(:| | |_ｌ||_ﾛ | .|:::|l从ﾉ:|_|| |::|／|:::: :|::|ｰﾄ::|::::::| l＾^|::::|.ＴTｰ‐TTｰｰTTT≧:.ﾌ7ァｧx＿_,,..｡o≦ﾌﾌﾌﾌﾌﾌﾌ≧o｡..,,_
|::::::: (:| |/__||__Ⅵ |:::||乂) |_|| _rヶぅ,|::::: |::|二`|::::::|_|;;; |::::|;;|::|;;;;;;;;|:|;;;;;;;;;|:||:|ｰ弌テテミis｡ーーrrーーrrｰｰrrｰｰｰrrｰァ
|-=ミ､|───---|:::||⌒ｰ|／( (ﾟ_rｿ:::: |::|;|二|::::::|ﾆﾆ:|::::|三三三三三三テ_,,,,|:| | |::|.|.|ﾉ777777777777777777777ァｧs｡..,,_,
|::::: :: ,|二二||二二二|､___ﾚ{ / (＾ヽ: :: |::|;;|ﾆ:|::::::|:| ;; |::::|;;Y|_|ﾆﾌﾏY|_|‐ァ'ｰｰ |ﾆﾆﾆニ|ｰｰ弌ナｰｰｰｰｰ弌ナｰｰ弌ﾅｰ弌テ彡
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二二二二二二二二──|:|:::::::::::::::::||::::i|￣￣￣￣￣＿二二ﾆ='=========┴┴=ﾆｺ＿＿||i:i:i:i:i:||::|:::|i:i:||＿＿|「fis｡.,|:|
二二二二二二二二二二|:|:::::::::::::::::i{::::i{￣￣￣￣￣ ｀'ミ||||||「∩
二二二二ﾆﾆ==── ￣￣￣￣￣ ｀'ミ|||凵
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998
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:51:09 ID:89a1e0a1
} :/ } :} ::/ ー―ｧ
/ { { ﾉ ::ノ＿ ノ
( ト､ ､ イノｰ ´ く `ｰｧ
}｀ヽ ｨ´ ヽ ／
{ { { ./ ／⌒ } 7
､ ﾉ ,==ﾐ ｰくこぅ､ 〈 / 呂后本紀は
八 ∨f 斗 } ＼ , } rヘ 7 「呂産は入宮して
ヽ} ,: /: | |ﾉ:} }′ 乱を起こそうとしていた」、と語ります
人 _` ` ‐-､ {: | | xく
ﾊ {ム-‐ ､ｰ ヽ j ﾐ ､}
i} ´__｀ -‐ くｨ／}_ ゆえに周勃、曹窋らの行動も
八 ／ ｀Y´ ／⌒ / ㍉ 間一髪で乱を阻止したと
〈 { ／ ｲ ㍉ ＿ たたえられるわけですが……
厂 ｀丶､ ノ イ ／ ﾉ ㍉
人 } ／ =ﾐヽ イ ／ rｰ ￢へ}
-‐ , =ミ ヽ ＿/ {（__） } }／ rｰ┘.， ´
r ' { (__) } }ﾆﾆﾆゝ __彡 r‐┘ ´
,廴 ゝ ＿彡 ﾏ / / ノ rｰ┘ /
. / ㍉、 ｀¨¨| V //rｰ┘ .′
【 范増 】
＿＿＿
＿-=二三ミｘ、 _､＜三三三三ミｘ、
／⌒＞＝三三ミｘ、 ／三三ミ三三三三ミｘ、
. ＿ ＼三三＼ ／三三彡/＾77≠ﾆハ/ ＼＼
＿／三三＼ ＼三三＝彡三三三７ //／ ／乂｝ ＼
／／⌒＞=三三三三三三彡У~ﾞ彡′ー-ﾐ ／ _,,彡|l! ｝
. ／三三三三三三三三ノ八丶＾~｢三三|'゛ /rｬ笂,|{___ ここで再度のクエスチョンだ
乂―三三三三三三三三三彡へ＿,,乂三ソ {〉｀¨¨|廴＿
ｰ＝二三彡⌒三三三三三彡Λ从´ ＿ __ }/〉 八{￣
／三三三三三三彡ノ / ノ∨ﾊ广爻zzzz爻7 _))
＿＿彡―く￣￣＼⌒＼三三彡ｲﾆ＼ﾊ ゞ┴‐''~ /=-__
＼ (￣￣¨ニ彡八ﾆ＼从从从/三三三=-__
. ＼ ＼ ＼ ￣￣)/ _} /三勹广｝八三三三三=-__
＼ ＼ ｛｛ ￣ ＼_____ ノ ＼三三「⌒＼三
＼ ＼ ｝ ＼____ ＼,,,￣) ___)＼三| ___}ﾆ｝
⌒＼__｝ ＼ ｝ / ＼ ＼双 ￣ ｝｝ ￣￣
｛ ＼ / , ＼ ＼ //
＼ / ／ ＼ ＼ ｛＿
999
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:51:51 ID:89a1e0a1
-‐=ﾆﾆ二ﾆ=-
∠二二ﾆﾆﾆﾆﾆ二二＼
.{ v≧7ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二ﾑ
＼＿/_./ｲﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ二二ﾑ
.厶/ﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆﾆ厶ﾆ二二二ﾑ
／ 厶ﾆﾏ{ 八^^^^´ ／ ﾏﾑ廴二二
./ ハ 斗乂 ） ／ イ≧ﾑ ﾏ二二
/ ./ 从ﾊ{ _≧ﾐ._／ ｨﾆ孑'⌒ ﾏﾑﾚ⌒V二 「乱」とは具体的にどんな行為なんだ？
.{ .| イ }.И三｡Y:ﾊ〈 Y 斗_ﾃ ｧ ﾏﾑ ﾊ V二
.| 八 /ﾆ{二ﾆﾆ}::/| ≧==彡 ﾏﾑ 厶二
乂И Vﾆ 人三乂//' ﾊ__フﾆﾆﾆﾆ=ー---=二二二
( ﾑ ∠二ﾆV V/ 〉 /(()二二二二二二二二二二二
-=ﾆ二ﾆﾆﾆﾆﾆVvwvー匕 ...x V ﾑ二二二二二二二二二二二二
-─=ﾆ二二二二二ﾆ／.∧( 辷=--WWv〉И :/二二二二二二二二二二二二二
/ ／斗=ﾆ二二厶孑≦ /:::::::V/77≧彡}}／:/ 人二二二二二二二二ﾆ=-=ﾆ二二
.{∠二ﾆ=彡イ7 ./ ./::::| ::.ー----匕 :/ / 寸二二二二二 ／＿＿厶イ二二
.∠二二/ ﾑﾆﾆ厂/ /:::::::| ／ :/ ／ ./＞＜二厶イ ＼二二二二二二
{ﾆ／{二|/ ∨ ./ /:::::::八 ／ ／ / ＼ ＼二二二二二
|/ ＼{ / / /::::::/ ／ ／ ／ ＼ ＼二二二二
＼ ./ / /::::::/ .＿__／ ／ ＼ ∨二＼二
/ | |:::::::| /´ ／ ／ 斗匕^二二二二二＼二∧二
./ .| |:::::::| ／ ／ ／ 寸 乂
1000
名前：◆TLDPZPDjO6[] 投稿日：2018/06/23(Sat) 18:52:10 ID:89a1e0a1
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