Yaruo Fortress その2
151
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:01:32 ID:13642ca0
―― 同・石工工房
／| .|
／ | .|
／ | .| ＿＿＿＿
| | .| ／＿＿,.:;／||
| | .| ＿＿ ＿＿ || ＿＿||＿||
| | .|;:,. ／-/-／| ／-/-／| .||／＿＿||／||
|==l .| .|;:;:,,.＿＿,.::;.,＿＿＿,,;;;:.,＿_〈＝llニ〈=〈≡ll二〈_=|_||＿＿＿|| ||＿
| | ／ ／⌒ヽ〈/〈ニ||=-〈／..|| ||
| | ／ （ ﾟ⊇゜） …… ::／ヽ
|＿＿.,:;|／ ＿＿＿＿＿＿＿＿ （ ） ／￣ヽ､ /!、 ヽ
| ／ ／ .,,＿ ／| ｜ | | .／ / ﾍ `'-=‐ﾆ>､
| ／ ／;;;;; ／ ／i .／ イ (＿_）__）／ /i i
|／ ／ |￣;;|／ ／／. | / ／ ./
|￣￣￣￣￣￣￣￣!イ :!＼＿／i ／
￣|￣￣￣￣￣|￣ | :::ヽ| / ／
152
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:01:42 ID:13642ca0
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） ……で、こいつが
. | u. （__人__） <触れられた>のか
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼
| ｀ヽ-‐ーく＿）
. | l
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ― ヽ はい
／ （●） （●）' いくつかの材料をかき集めた後
| ' | この石工工房にこもりました
＼ ￣ ,／
／ ヽ
153
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:01:52 ID:13642ca0
／￣￣＼
／ _ノ ヽ
| （ ●） ） ふむ
| （__人）
| ｀ ⌒ﾉ それで、製作の方は進んでいるのか？
| r-‐､
ヽ （（三）
ヽ } 〈
〉 ,ｨ⌒ｧ ヽ
（ .＼／ 人＿_）
ﾄ､ ／|
|...＼_／ |
＿＿＿
／ ＼
／ ノ ヽ＼ いいえ
／ （ ●） （●）＼
| ' | 材料が足りないようで
ヽ、 ⌒ ／ 途中で作業が止まってしまっています
ノ ＼
154
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:02:02 ID:13642ca0
＿_ ━┓
／ ～＼ ┏┛
／ ノ (●)＼ ・
. ｜ (.／) ⌒）＼ 一体何が必要なんだ？
. ｜ （__ノ￣ ＼
＼ |
＼ /
. ＼ ⊂ヽ∩
/´ (,＿ ＼.
/ ＼. ＼
./ / |. ＼ソ
（ y' .|
＿＿__
／ ＼
. ／ ＼ それが当人が正気をなくしちまっててな
. ／ ／） ノ ' ヽ､ ＼
| ／ .ｲ '（ー） （ー） u.| 何が欲しいのか聞いても
. /,'才.ﾐ)ﾄｪｪｪｪｪｪｪｲ）／ うわ言ばかりでさっぱり分からねぇ
. | ≧ｼ'ヽェｪｪｪェ／ ＼
／＼ ヽ ヽ
155
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:02:14 ID:13642ca0
＿＿＿
／ ＼
／ ノ ヽ＼
／ u （ー） （ー）＼ 彼が書き散らしたイメージスケッチらしきものに
| __´__ | 何やら見たことがないものがあったので
＼ `ー'´ ／ ＿＿＿
ヽ < /◎二二二） 多分これを欲しがってるんじゃないかと思うんですが
| ⌒ヽ i |／ ＿ノ
| ヽ ＼ ／ ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） どれ、見せてくれ
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
156
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:02:26 ID:13642ca0
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
＿＿__ ＿＿_
| | | _＿＿__
| | | _＿_ ､<´Ｙ｀Ｙ｀Y｀>、
| ｏ|ｏ | ╋ '､ ･‐ ;; ヽﾐ.ｴ_ｴ_ｴ_ｴ.ﾝ==ｰ
| | | ￣ /´ﾉ ーーー,ゝ｀>
| | | ``´ ``
￣￣￣￣￣￣
〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓〓
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（● ふむ……
| （__人__） 描かれているのは扉と……なんだこりゃ？
. | ﾉ
| ∩ ノ ⊃ 何かの生き物に見えるんだが……
／ .／ ＿ノ
(. ＼ ／ .／_ノ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
157
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:02:38 ID:13642ca0
＿＿__
／ ＼
. ／ ノ ' ヽ＼
. ／ ／）（ー） （ー） ＼ 少なくとも、<ヴィップデ山>の近くでは
| ／ .ｲ ' | 見かけなかった生き物ですね
∨,'才.ﾐ). -‐‐- ／
. | ≧ｼ' ＼
／＼ ヽ ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／. (●） （●） ＼ せめて名前だけでも判ればいいんだが……
| ハェｪｪｪェハ |
. ＼ |_ｪｪｪｪｪｪｪｪ_| ／
158
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:02:50 ID:13642ca0
/＼＿＿／ヽ
／;:''''＼ '''' ／＼
. |::::::（ー） ,､（ー).| ＋
／ ⌒（__人__）⌒. ＼ それ知ってるﾌﾟｰ
| |r┬-| |
. ＼ `ー'´ ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼ お、インコか
| （ ●）（●）
. | （__人__） 助かった
| ｀ ⌒´ﾉ これはいったいなんなんだ？
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
.> <
| |
| |
159
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:03:02 ID:13642ca0
/＼＿＿／ヽ
／;:''''／ '''' ＼＼
. |::::::（●） ,､（●)| 多分、「亀」って生き物の甲羅ﾌﾟｰ
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ |
. ＼ ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ー）（●） カメ？
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ
. | ｎｌ^l^l
. ヽ | ﾉ
ヽ ヽ く
/ ヽ ＼
160
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:03:14 ID:13642ca0
/＼＿＿＿／ヽ
. ／;:''''／ '''' ＼'''';＼
.. |::::::（●） ,､（●)::::::| 昔、行商人から話を聞いたことがあるﾌﾟｰ
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ . | 固い甲羅に覆われた生き物で
＼ ∩ノ ⊃ ／ スープにして食うとめちゃくちゃうまいらしいﾌﾟｰ
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿＿| |
. ＼ ／ ＿＿＿＿ ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） なるほど
. | （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ だが、その亀とやらはどうやって手に入れればいいんだ？
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
161
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:03:26 ID:13642ca0
/＼＿＿／ヽ
／;:''''＼ '''' ／＼
. |::::::（ー） ,､（ー).| ＋ 普通は川や海にいて、
／ ⌒（__人__）⌒. ＼ 漁をして捕まえるらしいﾌﾟｰ
| |r┬-| |
. ＼ `ー'´ ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●）
. | u. （__人__） この谷の川には棲んでいてくれるといいんだが
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼
| ｀ヽ-‐ーく＿）
. | l
162
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:03:38 ID:13642ca0
／￣￣＼
／ ノ ヽ、.＼
| （●）（●） |
/￣￣￣ 丶人__）. | さて漁師の技能を持った住人は――
/ ＼ .＿|＿＿＿__
, --'､ / ｀〉 よし、何人かいるかいるみたいだな
/ ⌒ ） / Therapist. /
,′ ﾉ / /
l T´ ..＿ ./ r'´￣ヽ
ヽ ノ .／丶､ / （ ￣ l
｀'ー'´ | .｀'ｰ'――┬― --､/ _.ﾉ
,, -─- ､._
／ ヽ
| |
| ノ ヽ､ .| 問題は、漁をするためには
| （●）（●） | 地上に出ないといけないことだが……
| （__人__） |
ヽ ｀⌒´ ﾉ
/ ∩ノ ⊃ ヽ,
{ / ＿ノ }
| / / ｨ |
163
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:03:50 ID:13642ca0
＿＿__
／ ＼
. ／ ノ ' ヽ ＼
. ／／）（ー） （ー）u ＼ 護衛なしでは漁師も危険ですが
|／ .ｲ ' | やる夫さんたちも木製の武器しか持っていませんよ
. /,'才.ﾐ). ⊂つ ／
. | ≧ｼ' ＼
＼ ヽ ヽ
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●）＼ 俺達鉱夫が代わりに護衛するか？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／ ツルハシを振り回せば
ノ ＼ 他の奴らよりは戦えるぜ
／´ _i⌒i⌒i⌒i┐ ヽ
| ｌ （ l / / / l
l l ヽ /
164
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:04:02 ID:13642ca0
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●） それも一案だが
. | u. （__人__） リスクが大きいな
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼
| ｀ヽ-‐ーく＿）
. | l
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●）＼
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | でも、他にやりようがねぇだろ
.〉 ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
165
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:04:14 ID:13642ca0
γ´￣￣￣￣￣￣￣｀ヽ
| やる夫がやるお |
ゝ＿＿＿＿＿＿＿_,乂
／￣￣＼
／ _ノ ＼ ´-
| （ ー）（●） ｀
. | u. （__人__）
| ｀ ⌒´ﾉ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ
i⌒＼ ,__(‐- ､
l ＼ 巛ー─;＼
| ｀ヽ-‐ーく＿）
. | l
166
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:04:26 ID:13642ca0
_＿＿＿
／ ＼
／─ ─ ＼
／ （●） （●） ＼ いくら鉱夫の腕っぷしが強くても
| （__人__） | 回避や防御の訓練はしてないお？
＼. ｀⌒ ´ ／
／ !:::: ﾍ
ゝ＿|:::: ﾍ ﾊ
|:::: ＼／
|:::: |
ﾍ::::: ／ i
ｷｭﾑ ｷｭﾑ ＼: | ／
ﾍ＼＿／|
＼＿／
／￣￣￣＼
／ ＼
／ （●） （●） ＼ 攻撃される前にぶっ殺しちまえばいいんだろ？
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
＼ ＼ェｪｪｪェ／ ／
. ｸﾞｯ /⌒/＾ヽ､ ,ィヽ、
/ ,ゞ ,ノ , ＼
l ／ / ト >
ヾ＿,/ |／ ／
| |／
167
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:04:38 ID:13642ca0
＿＿＿_
／ ＼
／_ノ ヽ､_ ＼ アンデッドはタフだし、生きてる生物と違って
／ （●） （●） ＼ 急所に当てても即死してくれないから
| （__人__） u | そう簡単にはいかないお
r､ r､＼ ｀ ⌒´ ,／
ヽヾ 三 |:l1 > ー‐ ヘ
＼>ヽ/ |｀ ｝ ヽ
ﾍ lノ `'ｿ ｲ | |
/´ / ./ | | |
＼. ｨ_ノ .| | |
| | |
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (●） （●）＼ そりゃそうだが
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） | お前だって木の武器じゃさすがに戦えないだろ
.〉 ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
168
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:04:50 ID:13642ca0
＿＿＿_
／ ＼ 要は、敵に襲われたときに
／ ─ ─ ＼ 漁師たちが逃げる時間を稼げればいいんだお
／ （●） （●） ＼
| （__人__） | だったら、やる夫がやったほうが
＼ ｀ ⌒´ ,／ 生き残る可能性が高いお
/⌒ヽ ー‐ ｨヽ
/ ,⊆ニ_ヽ、 |
/ ／ r─--⊃、 |
| ヽ,.ｲ ｀二ﾆﾆうヽ. |
., ──‐､
／ ＼
| _ノ ヽ
| （ ●) (●) よし、護衛はやる夫に任せる
| （__人__） , -―ーっ ｼｮﾎﾞﾝたちも連れて行くのか？
| ｀ ⌒´ﾉ （ ゝ彡￣
. ﾝ } |. |
／⌒ ノ .|, |
/ ﾉ _ィ ´ー‐ｨ' |
../ / r_＿＿__ ノ
/ / |i
169
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:05:02 ID:13642ca0
＿＿＿
／）／ノ ' ヽ､＼
／ .ｲ '（●） .（●）＼ うんにゃ、まだ使い物にはならないから
. /,'才.ﾐ). （__人__） ＼ やる夫一人で行くお
. | ≧ｼ' ´ ⌒｀ |
. ＼ ヽ ／
／￣￣＼
／ _ノ ＼ 分かった
| （ ●）（●）
. | （__人__） 漁師たちから志願者を募った後連れて行く
| ｀ ⌒´ﾉ 門のところで待機していてくれ
. | }
. ヽ }
ヽ ノ ｍm
/ ￣￣￣ つﾉ
| |￣￣￣
170
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:05:14 ID:13642ca0
＿＿＿_
／ ＼
／ ─ ─＼
／ （●） （●） ＼ 了解だお～
| （__人__） |
＼ ｀ ⌒´ ,／
/ ::::i ＼
/ / ::::|＿/
＼／ ::|
| ::::| ｷｭﾑ
i ＼ ::::/ ｷｭﾑ
＼ |::／
|＼＿／/
＼＿／
171
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:05:26 ID:13642ca0
/＼＿＿＿／ヽ
. ／;:''''／ '''' ＼'''';＼
.. |::::::（●） ,､（●)::::::| やる夫が珍しくやる気だﾌﾟｰ
／ （__人__） ＼
| ｀ ⌒´ . |
＼ ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿＿| |
. ＼ ／ ＿＿＿＿ ／
＿＿＿_
／ ＼
／ ＼
／ (ー） （ー）＼ まぁ、あいつは親父さんがなぁ……
| （ﾄｪｪｪｪｪｪｪｪｲ） |
.〉 ∩ノ ⊃ ／
( ＼ ／ ＿ノ | |
.＼ “ ／＿＿| |
＼ ／＿＿＿ ／
172
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:05:38 ID:13642ca0
／⌒ヽ
.（ ・▽・）
.（ ） ／⌒ヽ やる夫さんのお父さんがどうかしたんですか？
｜ | | . （ ・△・）
(＿_）__） .（ ）
｜ | |
(＿_）__）
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ●）（●
| （__人__） あぁ、それはな――
. | ﾉ
| ∩ ノ ⊃
／ .／ ＿ノ
(. ＼ ／ .／_ノ │
＼ “ ／_＿_| |
. ＼／ ＿＿＿ /
173
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:05:50 ID:13642ca0
:::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
174
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:06:02 ID:13642ca0
┏────────────────────────────────┓
やる夫の父親のやる雄殿は、かつては冒険者だったそうだ
傭兵や化け物退治をしながら、いくつもの要塞や街を渡り歩いていたらしい
┗────────────────────────────────┛
＿__＿
／ ＼
／ ﾍﾆヾﾞﾘン ＼(;;;;;(
／＝▲▼--▼▲＝) ;;;;)
| /（__人__）ヽ ;;;／|
＼ ｀⌒┃ｌ;;;; ／
/´`''" '"´｀`Y'・"｀`'j⌒ ヽ
{ ,ﾉ' i| ,. ,､ ,,|,,. ､_/´ ,-,,.;;l
'､ ヾ ,`''-‐‐'''"￣_{ ,ﾉi,､;;;ﾉ
ヽ､, ,.- ,.,'／`''｀,,_ ,,/
`''ゞ-‐'" `'ヽ､,,､,､,,r'
,ﾉ ヾ ,, ''";l
/=====､ ....====i、
175
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:06:14 ID:13642ca0
┏──────────────────────────────────┓
ある時、やる雄殿は傭兵としてヴィップデ山とゴブリンの戦争に参加した
そして、ゴブリンの軍勢と共に要塞に侵攻してきた<鉄の悪魔>に一騎打ちを挑み
左足と引き換えにこれを退けたのさ
┗──────────────────────────────────┛
〃
,ｲ| //
/:::il / /
/::::::l _____ ./ :/
/::::::::l__,.イ:i! ｬ´::::::::::::ヽ/
/::::::::::l::/ :l::l!=ﾆﾆヾ:::::◯::::::Y´i!
|:::::::::::ノ i´::└'ゞ==E､rt‐ヾj:::::i!
|::::ｌ!::::ヽ l::::::::::::::::::::::ゝ､ヽY::::::i!
|ノ∧::::| .〉::::::::::::::::::::::::::｀ｰゝ::::｀:,--ュｧ
λ__/:::::Y､＼￣｀ヽ::::::::::::::::::::::::ノ |::|
l .K::::::::::l ＼＼__. ｀ｰ=＝7:::::〈 ノノ
ゝ| ::::::::::l.......::::::::::::::｀ｰ-イノヽ:::| i_/
| | ::::::::::l:::::::::::::::_ノ｀ー ヘ ヽ:::Y´
/＼l :::::::::l､__／´ |ヽ_:::::!
／＼ .}｀:::::::l´ ,!､ /ゝ'::::::! ＿__＿
,ｲ r´::::ゝﾍ ::::::::i/ /_.､ ｷ:::::::::::ﾍ ／ ＼
l／:::::::::::::∧ ::::::lr´ ﾉ:::＼ ｷ::::::::::::∧ ／ ﾍﾆヾﾞﾘン ＼(;;;;;(
i :::::/´::｀ヽハ :::::∨´::::::::::!. ∨:::::::::::ｷ ／＝▲▼--▼▲＝) ;;;;)
l Y:::::-ｧ:::lゝｷ::::::∨､ ::::::::ヽ､ .∨::::::::::ｷ | /（__人__）ヽ ;;;／|
ヽ У::｀::::::| ｷ:::::::∨ﾔ :::::::::ヽ｀ヽ .ヽ::::::::::ｷ ＼ ｀⌒┃ｌ;;;; ／
ﾉ-'::::::::::::/ 〈::::::::ｷヽゝ ::::::::ヽ:::ヽ _ﾔ::::::::ｷ /´`''" '"´｀`Y'・"｀`'j⌒ ヽ
/ ／｀:/ l::::::::ヽ ヽ ::::::::::ヽ:::::Y:::ヽ::::::::', { ,ﾉ' i| ,. ,､ ,,|,,. ､_/´ ,-,,.;;l
/ ／|ヽ / i::::::::::ｷ .＼ ::::::`／:::::::ヽ::::::', '､ ヾ ,`''-‐‐'''"￣_{ ,ﾉi,､;;;ﾉ
ヽ､, ,.- ,.,'／`''｀,,_ ,,/
`''ゞ-‐'" `'ヽ､,,､,､,,r'
,ﾉ ヾ ,, ''";l
/=====､ ....====i、
176
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:06:26 ID:13642ca0
┏────────────────────────────────────────┓
ﾁｬﾝﾋﾟｵﾝ
ヴィップデ山はやる雄殿の働きに感謝し、やる雄殿を<守護者>の称号と共に要塞に迎え入れた
┗────────────────────────────────────────┛
＿＿＿__
／ ＼
／┳ へﾆヾﾞﾘン＼
／ ┃ヽも=ｯ-< ｒﾃﾗ ＼
| ｀/（__人__） |
＼ i ｒｪｪｯ´ ! ／ ＼ | | / ／
) ￣ ＼ ＼ | | / ／／
＼ ＼ | | ／ ／／
＼
⌒ヽ
(ロﾟ ) , ⌒ヽ , ⌒ヽ , ⌒ヽ
ﾍｎ | ､ ヽ (∀ﾟ=) (∀ﾟ =) (Дﾟ*=)
`ｰ､｀(´`´_ﾉてγ(´) ⌒ヽ / ＝ヽ / ＝ヽ
/￣/⌒ﾉ `ーヽ＿ノ ヽ / | Y(´9/ = |
(__,ノ | | ／／＝ﾉ / | | ヽ |(´ヽ | |
(＿) ／ | Y (＿／ ／ ／`ー|＼ ｀ ﾉ
177
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:06:38 ID:13642ca0
┏─────────────────────────────┓
やる夫はそんな父親のことが大好きで、とても誇りに思っていたんだ
だが、ある時やる雄殿は神々に触れられてしまった
┗─────────────────────────────┛
＿＿＿_
／ ノ ヽ_＼
／ u ● 三 ● ＼ とーちゃん！？
| ⊂⊃ (_,､_,) ⊂| とーちゃん！
ヽ |r┬| ィ’
`ー'´
178
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:06:50 ID:13642ca0
┏───────────────────────────┓
やる雄殿が<触れられた>というニュースは
<ヴィップデ山>に住むドワーフ達に大きな衝撃を与えた
当然のこととして、要塞は総力を挙げて材料集めに奔走した
┗───────────────────────────┛
| ／ ／ |＿|／|／|／|／|
| ／ ／ | |／ ／／ ／
|／ ／. ＿.|￣|／|／|／ ／⌒ヽ
／|＼／ ／ ／ |／ ／ （＿＿_） ルビーはどこだ！
／| ／ ／ ／ヽ /〔 〕〕つ
| |￣| | |ヽ／l ｀/二二ヽ
| | |／| |__|／ ／⌒ヽ / /（＿）
| |／| |／ （ ） （＿） ／⌒ヽ
| | |／ ／/ / ^￣］ﾟ （ ） ｻｶﾞｾｻｶﾞｾ！
| |／ ﾟ/￣￣_ヽ ⊂〔 〕
| ／ /＿ノ（＿） ┌|＿＿_|
|／ （＿_） （＿ﾉ ヽ ヽ
／ （＿）
179
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:07:02 ID:13642ca0
|ヽ∧∧/|
|＿＿◆_|
／ ～～～＼
| （◎)-（◎） どうだ
. | （__人__） やる雄殿の求める素材は見つかったか？
| ｜～｜ﾉ
. | ～～}
. ヽ }
ヽ ノ
/ く
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
/＼＿＿_／＼
／ ::＼
. | :|
. | ノ ヽ､ :| いえ、残念ながら……
. | （●）, ､ （●）､.:::| まだ全ては集まっていません
＼ ,,ノ(､_, )ヽ､,, :／
／｀ー ｀ﾆﾆ´一''´＼
180
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:07:14 ID:13642ca0
/＼＿＿_／＼
／ ::＼
. | ─ ─ | 大粒のルビーを求めておいでと思われるのですが
. | （●）, ､ （●）､ | 宝物庫で一番大きなルビーでもまだ小さいようです
. | ,,ノ(､_, )ヽ､,, .::::|
＼ ｒ‐=‐､ .:::／
／｀ー ｀ﾆﾆ´一''´＼
|ヽ∧∧/|
|＿＿◆_|
／ ～～～＼
| （◎)-（◎）
. | （__人__） 鉱夫達はどうしておる？
| ｜～｜ﾉ
. | ～～}
. ヽ }
ヽ ノ
/ く
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
181
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:07:26 ID:13642ca0
/＼＿＿_／ヽ
／::::::: ＼
|:::. '''''' '''''' | 一同、休むことなく掘り続けております
|::::.,（●）, ､（●）.|
|::::::: ノ ,,ﾉ(､_, )ヽ､,, | しかし、我が要塞のルビーは掘りつくされて久しく
＼:::::.ヽ｀-=ﾆ=- ' ／ 望みは薄であると言わざるをえません
/ ｀一｀ﾆﾆ´-,ｰ´
|ヽ∧∧/|
|＿＿◆_|
／ ～～～＼
| （◎)-（◎）
. | （__人__） ふむ……
| ｜～｜ﾉ ならば仕方あるまい
. | ～～}
. ヽ }
ヽ ノ
/ く
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
182
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:07:38 ID:13642ca0
／￣￣＼
／ ～～～＼
| （◎)-（◎） この王冠のルビーを外して
. | （__人__） やる夫殿に与えてみよ
| ｜～｜ﾉ
. | ～～}
. ヽ }
ヽ ノ |ヽ∧∧/|
/ く |＿＿◆_|
| 二二二二⌒）
| |
/＼＿＿_／＼
／ ／ ヽ ::: ＼
| （●）, 、（●）、 | し、しかし、この<王骨の宝冠>は
| ,,ノ(、_, )ヽ、,, | 初代ヴィップデ王より伝わるアーティファクトです
| ,;‐＝‐ヽ .:::::|
＼ ｀ニニ´ .:::／ そのようなことは――
／｀ー‐--‐‐―´´＼
.ｎ:n ｎｎ
nf|｜| | | |^!n
ｆ|.| | ∩ ∩|..| |.|
|: :: ! } {！ ::: :|
ヽ ,イ ヽ :イ
183
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:07:50 ID:13642ca0
／￣￣＼
／ ～～～＼
| （◎)-（◎） 構わん
. | （__人__）
| ｜～｜ﾉ 試せ
. | ～～}
. ヽ }
ヽ ノ |ヽ∧∧/|
/ く |＿＿◆_|
| 二二二二⌒）
| |
/＼＿＿_／＼
／ ::＼
. | :|
. | ノ ヽ､ :| 御意に
. | （●）, ､ （●）､.:::|
＼ ,,ノ(､_, )ヽ､,, :／
／｀ー ｀ﾆﾆ´一''´＼
184
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:08:02 ID:13642ca0
┌────────────────┐
└────────────────┘
┌─────────┐
└─────────┘
┌────┐
└────┘
.
185
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:08:14 ID:13642ca0
/＼＿＿_／＼
／ ／ ヽ ::＼ さすがはアーティファクトですな
. | （●）, ､ （●）､ .::|
| ,,ノ(､_, )ヽ､, .:::| 要塞の細工師総がかりでも
. | ,;‐＝‐ヽ .:::::| 王冠よりルビーを外すことはかないませんでした
＼ ｀ニニ´ .::／
／｀ー‐--‐‐―´´＼
／￣￣＼
／ ～～～ ＼
| （◎)-（◎）
. | （__人__） 万策尽きたか……
| ｜～｜ﾉ
. | ～～}
. ヽ }
ヽ ノ
/ く
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
186
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:08:26 ID:13642ca0
┏─────────────────────────┓
アーティファクトの作成に失敗したドワーフの末路は一つ
発狂だ
┗─────────────────────────┛
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
,, - 'i': : : : :ﾞ:'ヽ. ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'' ,, -'':ﾞ:ﾞ:ﾞﾞ:':'ヽ-,,
'ヽ, |': :（○）: :| 'ヽ:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::.::'.'／ |: :（○）: :| ﾞ''-,,,,,:
-=-,,,丶|,,: :'''': :,,ﾘ,-,,,|::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::://.,,,,,,,|: : :''''' : ﾘ／ﾞ-
ﾞ・ ''ﾞﾞ, -・-ﾞ'''''''''ﾞ-=≡_丶::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::'''',ヾﾐﾐﾞﾞ''''__-'''_彡ヾ'''
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
187
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:08:38 ID:13642ca0
／￣￣＼
／ ～～～ ＼
| （◎)-（◎） 工房の扉を封鎖する
. | （__人__） 準備を始めよ
| ｜～｜ﾉ
. | ～～}
. ヽ }
ヽ ノ
/ く
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
/＼＿＿_／＼
／ ::＼
. | :|
. | ノ ヽ､ :| ……はい
. | （●）, ､ （●）､.:::|
＼ ,,ノ(､_, )ヽ､,, :／
／｀ー ｀ﾆﾆ´一''´＼
188
名前：普通のやる夫さん[sage] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:08:40 ID:8b8ed994
>>182
誤字？
やる雄がやる夫になってる
189
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:08:50 ID:13642ca0
／￣￣＼
／ ～～～ ＼ ……まったく、なんということだ！
| （◎)-（◎）
. | （__人__） 神々の期待に添えぬばかりか
| ｜～｜ﾉ 我が王国の恩人に
. | ～～} 斯様な仕打ちで応えねばならぬとは！
. ヽ }
ヽ ノ
/ く
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
/＼＿＿_／＼ 陛下、これは仕方のないことです
／ ／ ヽ ::＼
. | （●）, ､ （●）､ .::| もしやる雄殿ほどの人物が
| ,,ノ(､_, )ヽ､, .:::| Berserk状態※を引き起こせば……
. | ,;‐＝‐ヽ .:::::|
＼ ｀ニニ´ .::／ たとえ片足を失っているとはいえ
／｀ー‐--‐‐―´´＼ その損害は無視できないものになります
※発狂の形態の一つ
視界に入った人物を手当たり次第殺して回ったり
レバーを手当たり次第ガチャガチャ切替まくったりする
非常に!!fun!!
190
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:09:02 ID:13642ca0
／￣￣＼
／ ～～～ ＼
| （◎)-（◎） ……慰めはいらぬ
. | （__人__）
| ｜～｜ﾉ この恥辱は、我が要塞の恥辱であり
. | ～～} つまり、余が責を負うべきものなのだ
. ヽ }
ヽ ノ
/ く
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
191
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:09:14 ID:13642ca0
／￣￣＼
／ ～～～ ＼
| （◎)-（◎） 作業の監督は
. | （__人__） 余、自らが行う
| ｜～｜ﾉ
. | ～～} 下がれ
. ヽ }
ヽ ノ
/ く
| ＼ ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､ ＼
/＼＿＿_／＼
／ ::＼
. | :|
. | ノ ヽ､ :| 御意
. | （ー）, ､ （ー）､.:::|
＼ ,,ノ(､_, )ヽ､,, :／
／｀ー ｀ﾆﾆ´一''´＼
192
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:09:26 ID:13642ca0
┏───────────────────────────────┓
こうしてやる夫の父親は工房に封じられ、狂気の中で息絶えたんだ……
┗───────────────────────────────┛
:::::::::::::＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿:::::
::::::::::::|:::::::::::::::::::::::::::::::: |:::::::::::::::::::::::::::::::: |::::
::::::::::::|:::::l￣￣￣￣|:::::ｉ:::::l￣￣￣￣|:::::|::::
::::::::::::|:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|::::
::::::::::::|:::::ｉ:::::::::::::::::::::ｉ:::::ｉ:::::ｉ::::::::::[￣][￣][￣]
::::::::::::|:::::|:::::::::::::::::::::|:::::|:::::|:::[￣][￣][￣]［￣］
::::::::::::|:::::|:::::::::::::::::::::|:::[￣][￣][ [￣][￣][￣]
::::::::::::|:::::|:::::::::::::::::::::|[￣][￣][￣]￣][￣][￣]
::::::::::::|:::::|::::::::::::::::::[￣][￣][￣]￣][￣][￣][￣]
::::::::::::| ／⌒ヽ::::::[￣][￣][￣][￣][￣][￣][￣］
::::::::::::|（,;;;;;;;;;;;;; [￣][￣][￣]￣][￣][￣][￣][￣]
::::::::::::|（ つ[￣]）[￣]￣][￣][￣][￣][￣][￣]
::::::::::::|:人 Y[￣][￣][￣][￣][￣]／⌒ヽ][￣
￣ ￣ し ヽ＿）￣￣￣￣￣￣￣ （;;;;;;;;;;;;;;）￣￣
[￣]⊂ ）
Y 人
（＿ノ J
193
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:09:38 ID:13642ca0
::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::
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::::::::::
194
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:09:50 ID:13642ca0
／⌒ヽ
.（ ・▽・）
.（ ） ／⌒ヽ
｜ | | . （ ・△・） そんなことが……
(＿_）__） .（ ）
｜ | |
(＿_）__）
＿＿
／::::::::::::＼
／ __ノ::::ヽ それ以来、やる夫は「冒険ごっこ」にすら顔を出さなくなった
| （;;;;;;）::::）
.| ::（;;;人） 成人してからはとうとうニートに――
| :::::::::rつ
.| :::::::(（三）
ヽ ::::::::::(::::<
ヽ ::::::::::／∧::::∨
∠::::::::::::/⌒ ∧:::ヽ
(:::::＼ ／:::::::/;;;;;;;;;;)
|＼::::::::::::／|
|:::::＼_／:::::|
195
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:10:02 ID:13642ca0
／⌒ヽ え？ニート？
.（ ・▽・） ﾋｿﾋｿ……
.（ ） ／⌒ヽ 守備隊長って、ニートだったんだ……
｜ | | . （・△・ ）
(＿_）__） .（ ） マジかよ
｜ | | ﾋｿﾋｿ
(＿_）__）
／￣￣＼
／ _,.ノ ヽ､_ Σ
｜ ( ○) (○）
｜ U （___人__） （ しまった、喋りすぎたか ）
.| __ﾉ__
| _／ ___＼ヽ_
､ '-／____ヽ |
ﾉ ､ .＿'-〈 、ヽ |
,´ ヽﾉ} |
/ { /
./ / / {
196
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:10:14 ID:13642ca0
／￣￣＼
／ _ノ ＼
| （ ⌒）（⌒) ま、まぁ、それでもあいつは立ち直り
. | u （__人__) こうして守備隊長としての職務に励んでいるわけだ
| |r┬|}
| | | |}
. ヽ ｀ﾆ}
ヽ ノ
/ く ＼
| ＼ ＼
| |ヽ、二⌒)､
／⌒ヽ ﾌｰﾝ
.（ ・▽・）
.（ ） ／⌒ヽ
｜ | | . （ ・△・） なるほど
(＿_）__） .（ ）
｜ | |
(＿_）__）
197
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:10:26 ID:13642ca0
γ´￣￣￣￣￣￣￣￣γ
l やらない夫～ ＞
ヽ、＿＿＿＿＿＿＿＿,/
／￣￣＼
/ﾉ ヽ､_ ＼
. （ ●）（ ●） |
|（人__） | お、もう戻ったのか？
| ⌒ ´ |
. | |
. ヽ /
ヽ /
.> <
| |
| |
198
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:10:38 ID:13642ca0
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼
／ ::::⌒（__人__）⌒:::: ＼ 無事に終わったお―
| |r┬-| |
＼ `ー'´ ／
> <
（ | / ）
`| /'
| ｒ /
ヽ ヽ／
>__ノ;:::......
／⌒ヽ
（ ・◇・） 大きな亀が獲れたよ！
.（ つη
｜ | | .｀|Ｘ）
(＿_）__） ´ヾ
199
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:10:50 ID:13642ca0
＿＿＿_
／⌒ ⌒＼
／（ ●） （●）＼
｜:::::⌒（__人__）⌒::|
| ｢匸匸匚| '"|ィ' おぉ！
, ヘｰ‐- ､ l ｜ /＾''⌒| | よくやってくれた！
-‐ノ .ヘー‐-ｨ ヽ !‐}_＿,..ﾉ ｜|
''"/／ヽｰ､ ﾉヽ∧ `ｰ一'´ ／ |
/／＾＼ ヾ-､ :| ﾊ ￣ ／ ﾉ |
,ノ ヽ,_ ヽノヽ_)ﾉ:l 'ｰｰ＜. / |.
/ <＾_,.ｲ `r‐'ﾞ :::ヽ ＼ ｀丶､ |
＼＿＿_,／| ! ::::::l、 ＼ ＼|
200
名前：◆WW.IweeeIE[] 投稿日：2017/02/17(Fri) 22:11:02 ID:13642ca0
／￣￣＼
_ノ ヽ、 ＼
（ ●）（ ●） |
（__人__） | ..／} 早速甲羅を外して
_ ヽ｀⌒ ´ | / / __ あいつに渡してやるとしよう
(＾ヽ{ ヽ { ./ / . ／ .ﾉ
(￣ ヽ ヽ i ヽ / 厶- ´ ／
.(二 ヽ i i |,r‐i ﾉ. ヽ / ／
ヽ ／ ノ ／ r一'´ ー ､ ￣￣￣）
i { ｲ―イ / .`ー―. ､＿_ .〈￣￣
ヽ. `ｰ '/ / /＼ ＼
`ー ' ￣￣! | ヽノ
／￣￣＼
／ 「 ＼
| （ ●）（●） だけど、どうやって外せばいいんだ？
| ｜ |
| __´＿ﾉ
| `ー'´}
> ∩ノ ⊃
( ＼ ／ ＿ノ |
＼. ” ／_| |
＼_／＿＿ /